朝顔は種から育てる?苗から育てる?品種の選び方と種まきのコツは?
朝顔の水やりと摘心と追肥と虫よけのコツは?葉が枯れる原因と対処の方法は?
の続きです。
小学校1年生の宿題といえば、朝顔の観察日記です。
1年生が、自分だけでこの宿題をするのは無理なので、親の助けが必要です。
私の親は助けてくれなかったので、観察を忘れてしまって、宿題ができないまま夏休みが終わってしまいました。
そこで、どんなことに気をつけたらいいのか、行灯仕立てのコツも含めてまとめてみました。
朝顔の観察日記はまず写真を撮ろう
朝顔の観察は、朝早くにするのがいいです。
ラジオ体操があるので、早起きはしているはずですよね。
そこで、朝顔の花が咲いている午前中に書いてしまうといいです。
とはいえ、朝顔の観察はできても、日記を書くのが後回しになることもあります。
だから、毎日、朝顔の写真を撮っておくとよいと思います。
朝顔の花だけでなく、茎は葉なども観察の対象です。
また、子どもがどんな世話をしたかも大切なことなので、親が記録しておくといいのではないでしょうか。
可能な限りは、実物を見て日記を書かせるようにはしたいですね。
朝顔の写真は、変化の様子を後で確認するのに役立ちます。
絵の描き方は、きみ子方式がおもしろそうです。
キミ子方式については、こちら↓
キミ子式で絵の具4色で絵を描く方法はとマッチ絵の具が大人におすすめな理由、ホルベイン、ウィンザー&ニュートン、シュミンケの3原色は?
子どもの絵は、観念的になりがちです。
きみ子方式で描くと、子どもでも立派に写実的な絵が描けます。
以前、テレビで、TOKYOの城島リーダーが、イチゴの絵を描いていました。
自分の描き方ではひどく下手でしたが、きみ子方式で描くと不思議なほど上手でしたよ。
きみ子方式は絵の具ですが、色鉛筆やクレパスでも応用できる描き方だと思います。
朝顔の観察日記は一部分だけを書くようにすると書きやすい
これは、私の失敗例なんですが。
朝顔の全体を描こうとして、で描けなくて投げ出すという子どもでした。
朝顔の花だけ、花の中でも、めしべだけ。
というように、毎日、一部分だけに注目する方法だと、注意深く観察できるなと思います。
絵を描く時も、描きやすいですしね。
その上で全体もみて、朝顔の昨日との変化を探すと楽しいと思います。
つるがどれくらい伸びたかとか、朝顔の花が何個だったかとかなどです。
また、花だけでなく、葉や茎、実や種などにも注目させるといいのではないでしょうか。
さらに、根の様子も確認させてみてはいかがですか?
見えない世界で頑張っている根、その存在を知ることもよい勉強だと思います。
水やりはもちろん、液肥を作る体験もぜひさせてあげてください。
将来、算数で必要になる計算です。
1年生は計算はできませんが、何倍かに薄めて使うという経験はしておいて損はないと思います。
朝顔の観察日記は8月になっても慌てない。枯れても仕方ない
朝顔は、日が短くなると咲く花です。
ですので、花は7月より8月の方が多く咲きます。
朝顔の観察日記は面倒な宿題なので、早くやらせてしまいたいお気持ちはわかります。
でも、8月後半になっても仕方いものだと思った方がよいのではないでしょうか。
また、頑張って世話をしても枯れてしまうこともあります。
その時は、どんな世話をしたけれど枯れてしまったという観察日記でよいと思います。
科学を学ぶということは、事実をしっかりと受け止めることでもあると思います。
9月になって、自分だけ枯れた朝顔を持って行くのは辛いですし、親御さんはもっとお辛いでしょう。
でも、頑張ったことはしっかり認めて、自信を持たせてあげて欲しいと思います。
行灯仕立てのコツ
昨日、グリーンカーテンの作り方でも書きましたが、朝顔はほっておくと1本の茎をどんどん先へ伸ばすだけになります。
すると、寂しい仕立てあがりになりますし、夏休み中には支柱よりもっと上まで伸びてしまいます。
そこで、一回つるをほどきます。
なるべく横にもはわすように巻き、テープや麻縄などで固定します。
子どもさんがショックを受けない程度に、少し茎を切ります。
茎を切る理由は、ちゃんと説明してあげてくださいね。
すると、そこから脇芽が出るので、茎が分かれます。
また、なるべく横に這わせます。
必要に応じて、何度か繰り返してください。
まとめ
私の場合、朝顔の観察絵日記数枚と、毎日花の数を数えるというものでした。
毎日、朝顔の花の数を数えるのが苦痛でした。
正直言うと、当時の私は朝顔になんか全く興味がなかったんです。
親も忙しくて、私の観察日記という宿題に構っている余裕はありませんでした。
だから、朝顔の観察日記で大事なのは、親が一緒に世話をして、興味を持たせることだと思っています。
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