怒涛のDV被害とDV離婚の2019年が明け、今年は財産分与の調停が本格化します。
ところで、今年、私には年賀状が届いていません。
住所を、家族以外には知らせていないからです。
寂しい~
今回は、DV離婚FDV被害で失った自由についてまとめてみました。
DV離婚DV被害で仕事を失うとは?
DV離婚、DV被害で逃げる場合には、住所地が知られないように細心の注意を払います。
私は、ずっと、息をひそめて生活している感じです。
私の場合は専業主婦だったので、仕事を辞めるという憂き目にはあわなかったのですが。
もし、仕事をしていたら、職場で待ち伏せされるかもしれなくて、怖くて仕事を辞めていたかもしれません。
前に、シェルターのことを書いた時に、少し触れましたが、シェルターにいる間は、仕事に行けないそうです。
全てのシェルターが仕事に行けないわけではないのかもしれないですが、私がいた公的シェルターは仕事も学校も行けないことになってました。
併設の女性センターで、仕事をしている人は、仕事を変わる場合が多いと聞きました。
そうですよね、職場が知られていたら、尾行されて家がバレてしまいます。
せっかく、今まで頑張って仕事を続けてきたのに、DV離婚やDV被害のせいで、水の泡です。
理不尽すぎます。
私は、DV被害にあってから、ずっと、「私、何にも悪いことしてないのに!!!」と、心の中で叫び続けています。
何も悪いことはしてないのに、こそこそと隠れ回らないといけない。
釈然としないし、自由になりたいし、でも、住所がバレるのは怖いし。
びくびくしながらの生活です。
DV離婚やDV被害で、夫と離れて生活するには、生活費が必要です。
仕事を辞めてしまうと、その収入が断たれてしまいます。
私の場合は、障害者年金と、持ち出したお金からの補てんで、なんとか生活しています。
仕事を探そうにも、精神的にも体力的にも厳しいです。
ストレスで、音がダメになってしまって、スーパーの買い物すら行けないんですよね。
それと、家から出るのは怖いです。
住所は絶対にバレてないし、元夫が現れる可能性はないです。
それでも、ふらふらと出歩くのは怖いです。
仕事を頑張ってきた人にとっては、仕事を辞めなくてはならなくなるのは、本当に苦しいと思います。
私だったら、住所がバレるのは怖いから、泣く泣く辞めてしまったかもしれないです。
私がいた公的シェルターでも、仕事を変わった方がいいというおすすめをしているみたいです。
DV離婚DV被害で友だちと付き合う自由を失うとは?
DV離婚やDV被害で、友だちとの関係が変わりました。
まず、こまめに更新していて、友だちとも交流していたSNSを止めました。
昔の同僚や上司など、そのSNSでしかつながってない人もいます。
住所やメールアドレスくらい、聞いておけばいいやろ?
と、思われますか?
聞けば多分、教えてくれると思います。
でも、個人間のメールと、SNSは違うんですよ。
これは、SNSをやっている人にしかわかりづらい感覚かもしれません。
私は、日記代わりに、日々の写真をアップしてきたので、できなくなって寂しいです。
写真は、位置情報などを消して載せることもできますが、住所が特定できる何かが写らないとも限りません。
怖くて、載せられません。
次に、住所を知らせていないので、友だちに会うこともなくなりました。
私の両親はすでに他界していて、近いしい家族は弟しかいません。
でも、弟からは、アパートの保証人になった以外には何も期待しないで欲しいと言われています。
だから、気持ち的には、一人ぼっちです。
一人ぼっちで、友だちにも自由に会えない。
寂しいです。
この孤独を、いつまで我慢しないといけないんだろう。
と思うと、泣けてきます。
実際、よく泣いています。
今、訪問看護とヘルパーさんが来てくれています。
それがなかったら、孤独の中で本当に一人ぼっちです。
日々、誰ともしゃべれない。話せない。
そんな生活は、さぞつらいと思うのです。
本当に、「私、何にも悪いことしてないのに!!!なんで、こんな目にあうの!!!」なのです。
一人暮らしを始めてから、独り言が増えました。
DV離婚DV被害で手紙の自由を失うとは?
先ほどの、友だちに会う自由に含めてもよかったんですが、独立した章にしました。
というのも、私は大の手紙魔なんです。
手紙は出すのも、もらうのも大好きです。
カードも、よく自作します。
それが、一切できなくなってしまった。
友だちにも会えないし、殆ど趣味ともいえる手紙のやり取りができない。
しかも、今はお正月時期。
年賀状は、弁護士事務所を通じて送ったけれど、住所は書けないから返事は来ない。
年賀状が来ないって、なんか、人間としての権利が奪われている気がします。
たかが年賀状やろ?アホか?
ですと。
それは、年賀状が来るから言えるんです。
本当に、年賀状が来なくて、手紙も来ない生活を想像してみてください。
今は、メールだって、LINEだってある。
でも、手書きでしか伝わらないものがあると思うのです。
弟の家の住所を書かせてもらえれば、弟を経由して手紙を届けてもらうことができます。
でも、弟には頼めない。
手紙を自由に送りたいけど、住所地の消印が押されてしまうから自由に送れない。
手紙を受け取るのは、住所を教えられないから絶対に無理。
住所が知られないようにビクビクびながら生活していて、楽しみなんて無いのに。
よく手紙をやり取りしていた友だちが、「いつかまた、手紙を送れる日が来ることを願っています」とメッセージくれました。
いつか、って、来るの?
どうなったら、友だちに住所を教えてよくなるの?
私、一生、隠れて生きていかないとダメなの?
普段でも考える手紙問題なのですが、年賀状時期なので、なおのこと寂しさを感じます。
住所が知られてなくて、きついながらも生活ができて。
それは十分に幸せなのかもしれないけれど、DV被害を受けていなければ、もっと自由に望みを持ってよかったはずだと思います。
DV離婚DV被害で失うものは仕事と友だちに会う自由と手紙の自由だ!まとめ
DV離婚、DV被害では、仕事を変わらないといけない場合も多いようです。
友だちとの付き合いも、制限されると感じます。
SNSは、怖くて一切止めたし。
住所地を知られないように、会えないし。
大好きな手紙も自由に送れないし、手紙は来ない。
いつまで、息をひそめていればいいのかな?
ずっと、このままなのかな?
住所が知られないだけでも、満足しないとダメなのかな?
仕事を続けたいとか、友だちと自由に付き合いたいとか、贅沢な望みなのかな?
いつか、大手を振って生活できる日を夢見ています。
おしまい
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