こんにちは、桃花です。
私は、結婚した時に元夫の姓に変えました。
元々の姓に思入れがあり、変えたくはなかったのですが、つい若気の至りで変えてしまいました。
日常生活と仕事は旧姓でできるからと思っていましたが、離婚して元の姓に戻り、手続きの多さに悲鳴をあげています。
今日は、夫婦別姓について考えるの第1弾、夫婦同姓のデメリットについてまとめてみました。
夫婦同姓のデメリット:手続きの山
私が結婚した時には、
・運転免許証の名前の変更
・年金の名前の変更
・銀行口座の名義変更
・クレジットカードの名義変更
くらいしかありませんでした。
パスポートは、有効期限内はそのまま使うつもりだったので、手続きせずです。
しかし、離婚して、姓が元に戻り、さらに手続きは増えました。
以下、増えた分です。
・保険証の名前の変更→国民健康保険に入りなおした
・電気、ガス、水道の引き落とし口座情報の変更
・個人で入っている医療保険とがん保険の名前の変更
・ネットで買い物している情報の変更
などです。
他に、仕事をしていれば、そちら関係の手続きも必要です。
私はないけど、ネットの有価証券とか、ネット上の取引とかあったら、もっと煩雑です。
クレジットカードも枚数が増えましたし、結婚当時は入っていなかった医療保険等の手続きなど、本気でメンドクサイ。
しかも、聴覚過敏がひどくて、電話ができない。
なんとか、手紙でやりとりできないものかと思案中です。
しかし、離婚して、もう1か月も経つので、早くしなければなりません。
はぁぁぁ、メンドクサイ。
元夫は、離婚しても、こういう面倒な手続きをしなくていいんだよな。
と思うと、腹立たしいです。
まだ、殆ど手を付けれてない状態です。
離婚届けを出して、もう1か月以上経つのに・・・
夫婦同姓のデメリット:仕事の成果が無くなる?
これは、友だちの話です。
彼女は、建築士をしています。
たまたま、結婚のタイミングで事務所を変わりました。
彼女は、旧姓で仕事するつもりだったんですが、気を利かした(?)事務所は、新しい姓での名刺や印鑑を用意してたそうです。
さすがに断れずに、新しい姓で仕事することになったんですが。
これまで手掛けた仕事の成果は、なかった感じになってしまったそうです。
それを避けるために、旧姓で仕事を続ける友だちもいます。
でも、給与明細は戸籍上の名前なので、ややこしいです。
会社だって、メンドクサイよね。
夫婦同姓のデメリット:精神的苦痛
日本では、言葉=言霊と言われます。
慣れ親しんだ名前を失くすのは、私は苦痛でした。
結婚して彼の名前になるんだ♪
という方は、それはそれでいいと思います。
でも、押し付けられるのはねぇ。
姓をもじったあだ名の友だちなんかだと、こっちも呼びづらくなったりもします。
大げさではなくて、アイデンティティ・クライシスです。
自我崩壊の危機ですよ!
夫婦同姓のデメリット:本人確認ができない
例えば、保育所で子どもが熱を出したとしましょう。
保育所は、子どもの姓で職場に連絡してきます。
その時に、よく知らない人が電話に出てしまうと、「そんな名前の人はいません」なんてことになるかもしれません。
そうならないために、前もって、「実は夫婦別姓でして」と説明しておく必要があります。
次にも書きますが、これってプライバシーが守れてないですよね。
夫婦同姓のデメリット:プライバシーの侵害
同窓会名簿を見て、不思議に思いませんか?
「旧姓」という欄があって、姓を変えた場合だけは、結婚していることが丸わかりです。
結婚しているかどうか、なんで、こんな形で公表されなくちゃいけなんだ?
しかも、離婚して姓が戻れば、今度は離婚したことがバレてしまう。
私は、同窓会名簿も元々の姓を載せているから離婚はバレないけど、姓を変えていたらバレバレだったのかと思うと泣けてくる。
夫婦同姓のデメリット::日本のイメージ
世界には、色々な法律の国があります。
夫婦同姓・別姓についても、色んな法律があっていいとは思います。
でも、日本は、1985年に「女子差別撤廃条約」に批准しています。
おい、差別を撤廃するって言っておきながら、この差別を無視するんですか日本!
と、思います。
これは、条約を批准しておきながら、実際が伴っていないという恥ずかしい現実だと思います。
まとめ
政府は、夫婦別姓にした場合のデメリットばかりを強調します。
が、現実には、夫婦同姓には大まかに言っても6つのデメリットがあります。
全員が、夫婦別姓にしろと言うつもりはありません。
でも、別姓が選べる社会になって欲しいなと思います。
おしまい
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