DV別居から、もうすぐ1年。
DV離婚から、もうすぐ半年になります。
やっと、財産分与の調停です。
調停、何をするんだろう?どうなるんだろう?
私に有利になるのかな?
と、不安です。
今回は、DV離婚で財産分与をしてもらうためには、離婚が先か財産分与が先かについてまとめてみました。
DV離婚の財産分与について弁護士に依頼する
DVで、逃げ出した場合、とりあえずの安全の確保が大事です。
まずはシェルターに入ることになると思いますが、いずれは出て行き、生活をしなくてはなりません。
何も持たずに出てきた場合は、いったんは生活保護になるかと思います。
でも、家に財産がある場合は?
結婚してから築いた財産は、夫婦二人のものです。
もし、夫の名義になっていたとしても、分けてもらう権利があります。
通常の場合は、嫌ながらも話し合うということができるかもしれません。
でも、DVの場合は、居場所を知られては困ります。
また、相手に会ったり、話したりするのは恐怖です。
そこで、お金はかかりますが、弁護士さんにお願いせざると得ません。
収入がない、低い。
貯金がない、少ない。
といった場合には、「法テラス」の利用ができます。
費用も、通常より安くすみ、また、支払いも分割にしてもらえたりします。
私の場合は、貯金を持ち出していたので、「法テラス」にはお願いできませんでした。
市役所の婦人相談員の方が調べてくれた事務所に行き、そこで弁護士さんにお会いして、その方にお願いしました。
前にも書いたんですが、弁護士事務所には市役所の相談員の方も同行してくれたので、安心でした。
そこの事務所は、市役所にパンフレットを置いているところで、多分、良心的な値段なんだと思います。
私は、学生時代に法律事務所でバイトしていたことがあります。
とても儲かっていて、調べたら、昔よりいい場所に大きな事務所を構えてました。
そこと比べると、いたって普通の事務所だと思います。
弁護士さんも、華美な服装ではないですし。
持ち物(筆記具など)も、普通の事務用品です。
バイト先だった事務所の弁護士さんは、もっと高価なものを使ってました。
弁護士さんとの相性は、私にもまだよくわからないところがあります。
でも、言えるのは、あまり派手派手しいというか、華美なところは自分は苦手だなと思い。
そうではない事務所や、弁護士さんにお願いすることになったのは、よかったなと思います。
自分の価値観に合った弁護士さんが見つかるといいですね。
お金がない場合は、とにかく「法テラス」です。
「法テラス」が近くにない場合も、DVが理由なので、婦人相談員の方に同行してもらうなどして、料金の分割や財産分与後の支払いにしてもらう。
などの対応をしてくれる事務所もあるかもしれません。
必ずあるとは言い切れなくいですが、自分で交渉するのは危険なので、弁護士さんを間に挟むしかないのです。
弁護士探しも、行政が力を貸してくれます。
手助けがあるので、上手く活用してください。
DV離婚する場合は離婚が先か財産分与が先か
これは、シェルターの隣にある女性センターで聞いた話です。
DV離婚する場合、先に財産分与してもらわないと、もらえるものがもらえない場合があるそうです。
普段から、財産を均等に分けて持っていればいいのですが、給与が夫の口座に入る場合、どうしても夫の口座に多く現金が入ってしまいます。
また、不動産などがあれば、夫名義になっているかも。
財産を持っている側からしたら、離婚してしまえば、知らぬ存ぜぬを通せる。
しかも、相手は自分から逃げ出したわけだし、追ってはこないだろう。
と、思われてしまう。と、女性センターで聞きました。
また、結婚した状態だと、生活費を要求することができます。
これは、自分で要求しても通らないかもしれないので、やはり弁護士を立てる必要があるかもしれません。
自分で要求するのは、怖いですしね。
私の場合は、夫の収入が少なかったので、この費用はもらえませんでした。
夫の収入の額にもよりますが、もらえるものは、きちんと要求しましょう。
先走って離婚してしまうと、財産分与で不利になるかもしれない。
と、女性センターで強く言われました。
私はなぜ財産分与より先に離婚したのか
私は、財産分与より先に離婚しました。
それは、夫が借金を重ねており、夫婦の財産は別という法的な扱いがあるとはいえ、とばっちりがくるのが怖かったからです。
また、運よく、預貯金を持ち出せたので、私が財産分与する側だったからです。
預貯金が持ち出せればいいのですが、実際問題、DVを受けていて、自分の口座にお金を沢山入れるのは難しいと思います。
経済的なDVですと、そもそも、生活費すらまともにもらえない場合もあります。
もし、自分が財産を持っていなかったら、私はどうしたかな。
仮定でしかないのですが、離婚は後にしたかもしれません。
お金を持っていなかったら、即、生活保護だったと思います。
最初に買った家電や、少し贅沢をした寝具類は買えなかったかもしれない。
部屋を探すのも、もっと苦労したかもしれない。
そう思うと、よく預貯金を持ち出せたなと、がんばったなと思います。
もしも、自分名義の預貯金があれば、可能であれば隠し持って家を出てください。
これは、余裕がある場合です。
命に関わる場合は、そんなことは言ってられません。
とにかく、逃げるが先です。
前にも書いたんですが、110番すれば、警察が来てくれて、緊急でシェルターに入れる可能性もあります。
私は、そのルートでシェルターに入りました。
できれば、前もって女性センターや市役所の婦人相談などで相談して、準備して家を出られとスムーズだと思いました。
DV離婚の財産分与をしてもらうには弁護士に依頼する 離婚が先か財産分与が先かのまとめ
DV離婚の財産分与をスムーズにするためには、お金はかかるけれど、弁護士に頼むのがベターだと思います。
「法テラス」を使えば、費用的に安く押さえられ、支払いを分割にする対応をしてもらえることもあります。
支払いの分割については、市役所の相談員の方から聞きました。
財産分与をしてもらう側だったら、離婚より先に財産分与してもらった方がいいと、女性センターで聞きました。
結婚している間は、生活費を夫からもらうことができます。
でも、何より、命の安全あってのことです。
とにかく、命と、心身、今後の生活を守って欲しいと思います。
おしまい
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