DVシェルターに入る前にしていくべき3つのこと:私の失敗から分かったこと

離婚・DV
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こんにちは、桃花です。

DVに悩んでいる方、逃げないで頑張ってはりますか?

無理だと思ったら、逃げていいんですよ。

まずは、シェルターに避難して欲しいです。

今は、シェルターに入る前にしておくとよかったなということを、私の失敗からまとめてみました。

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DVシェルターに入る時にする覚悟は?

「もう、二度と家には帰らない」という覚悟を決めることが大事です。

私は、精神的なDVと経済的なDVがあった上に、暴力をふるわれるのではないかという恐怖があり、急きょ、警察を呼びました。

その時は、警察の方が仲裁してくれて、そのまま穏便に事が済むのかなくらいに思ってました。

が、いざ、警察の方が到着してみると、私は荷物をまとめて家を出ることになったのです。

でも、その時には、ホテルにとりあえず泊まってくださいと言われ、ホテルに泊まりました。

私は、2、3日ホテルに泊って、家に帰れるような気持ちでした。

でも、事はそう簡単ではなかったのです。

私は、都市部に住んでいたので、警察の方の対応が鋭かったのかもしれません。

地方によっては、夫婦喧嘩くらいで警察を呼ぶなよと言われてしまうかもしれません。

明らかに、暴力をふるわれて怪我をしている以外だと、わかってもらいづらいですから。

暴力をふるわれて危険だとなれば、逃げる覚悟は強く持てると思います。

でも、精神的なDVや経済的なDVなんかだと、なかなか決心がつかないかもしれません。

私がお世話になった、民間のシェルターでは、DV加害者のカウンセリングもしています。

そこの代表の方は、DVの加害者もちゃんとケアすれば治ると信じてはります。

実際に、治るケースもあるようです。

が、被害者は、加害者が変わってくれるのを待っているわけにはいきません。

その間にも、傷は多く、深くなるだけなので。

だから、自分で、「ああ、限界だな」と思ったら、覚悟を決めて欲しいんです。

「家を出る」と。

私にはその覚悟ができていなくて、シェルターで大後悔の嵐に襲われました。

持病のある夫を置き去りにした罪悪感で、いっぱいでした。

シェルターでは、毎日、後悔で泣いて過ごしました。

それで、「家に帰ろう」と思って、シェルターを出たんです。

が、警察の方に家に帰るのは止めた方がいいと説得されて、ホテルを転々としました。

あの時、ずっとシェルターにいたら、毎日、どこに泊まれるのか心配しなくてよかったし、経済的にも助かりました。

シェルターでの日々を前向きに暮らすためには、最初に、「もう家にか帰らない、離婚するんだ」と強く覚悟する必要があると思います。

私は、結局は、家には戻りませんでした。

でも、担当の婦人相談員の方のお話だと、戻ってしまう方も多いとか。

せっかく、家を出たのに、戻ってしまってはもったいないです。

攻撃が増すかもしれないし。

だから、チャンスは一度だと覚悟して欲しいなと思っています。

DVシェルターに入ることを伝える相手は?

DVシェルターに入ると、外部との連絡が全く取れなくなります。

私の場合は、スマホは預けたし、公衆電話も使わせてもらえませんでした。

時間がなくて、ちゃんと説明する間もなく、とにかくシェルターに入るからしばらく連絡が取れないとだけ電話しました。

前もって、ちゃんと事情を説明して、準備できていたら、心配も最小限にできただろうにと思います。

では、誰に伝えておけばいいのでしょう?

私は、親、兄弟姉妹に伝えておけば十分だと思います。

もし、DVのことを相談していた親友がいれば、その子には伝えておいてもいいかもしれない。

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ですが、夫はきっと、親友に、「妻はどこへ行ったんですか」と聞きますよね。

シェルターにいるとは言いづらいので、「知らない」とウソを言ってもらうことになるかもしれないです。

ウソをついてもらってでも、心配はかけたくないという場合以外は、伝えない方がいいと思います。

それで、前もって、どんな被害を受けているのか、シェルターを出た後どうするのか。

などを、話しておくといいです。

私にはその時間がなくて、随分と心配かけたと反省しています。

DVシェルターに入る前に荷物をまとめるには?

私の場合は、うっかりシェルターに入ったので、大事な荷物を持ち出しやすくまとめておくこともできませんでした。

前もって、計画的にシェルターに入る場合は、出た後に、引っ越しを素早くするためにも、こっそり荷物をまとめておくことが重要です。

あくまで、こっそりです。

なので、大事なものしか持って出られないと思っておく方がいいです。

引越しは、夫が会社に行っていていない時間帯を狙うしかないです。

手早くしないといけないので、荷物は極力減らす必要があります。

私は、この引っ越しをしてないので、経験をお話することはできません。

代わりに、友人の妹の話をします。

彼女の場合は、夫の留守を狙って、親友と二人で、運び出せるだけの荷物を片っ端から運び出したそうです。

あらかじめ準備していたわけではないので、後でしまったと思う物もあったそうです。

でも、物より安全です。

本当に大事なものは、自分と子ども(いれば)だけです。

シュエルターには、なんでも揃っています。

出た後のことは、そこで相談できます。

本当に最低限の物だけまとめて、後は、運べ出せればラッキーくらいな気持ちでいた方がいいです。

私の場合は、夫が在宅で仕事をしていて、留守というのがなかったです。

荷物は一切運べないなと覚悟していました。

ところが、夫が荷物をまとめてくれるというのです。

箱詰めしてくれました。

それを、いったん弁護士事務所に送ってもらいました。

GPSが付いているかもしれないので、3週間くらい預かってもらってから、私宛に送ってもらいました。

引っ越し代が二重にかかったのが、非常に痛かったです。

で、いざ届いた物は、殆どが必要ないものでした。

ムカつく。

仕方ないので、必要なものを再度連絡して、送りなおしてもらっています。

自分で梱包してないので、必要なものが全然入ってなくて、要らないものばかりでした。

払った引っ越し代に、全然見合っていません。

自分で運べていたら。

と、思うと、かなり悔しい気持ちです。

とはいえ、一から揃えるのも大変だったのも事実なので、見合ってないのが我慢です。

引越しは、夫が確実にいない日を狙ってくださいね。

DVシェルターに入る前にしていくべき3つのこと:私の失敗から分かったことのまとめ

何よりも大事なのは、「もう家には戻らない、離婚するという覚悟」です。

何度もシェルターと家を行き来するのは、よくないです。

そういう方もいるらしいですが、ずるずるとなってしまうと、本当に家を出る時を逃してしまいます。

チャンスは一度きり。

と思って欲しいです。

親、兄弟姉妹には、事情をよく説明しておく必要があります。

荷物は、こっそりまとまられる範囲でまとめておくといいみたいです。

おしまい

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