朝顔は種から育てる?苗から育てる?品種の選び方と種まきのコツは?
の続きです
朝顔の種をまき、かわいい双葉が出た苗を、この後どうやって育てていけばいいんだろう。
朝顔と言えば、小学生の時にやったような行灯仕立てだけど、今度育てるとしたらグリーンカーテンを作ってみたいです。
そこで、朝顔でグリーンカーテンを作る方法を調べてみました。
朝顔の水やりと摘心のコツは?
ラベンダーの時も、水やり水やりとうるさくしました。
植物を育てるときに大事な要素は、日光と水です。
朝顔の場合は、どうしたらいいんでしょうか。
基本は、乾いたら水をやるです。
土の表面が白っぽくなってきたら、たっぷり水をやってください。
ただし、朝顔の花がついてからは毎日やります。
そして、朝水やりをして、夕方ぐったりするような真夏になったら、夕方も水やりします。
注意するのは、日中の暑い時間にはやらないことです。
水が鉢の中で高温になって、根を痛めてしまいます。
ラベンダーよりも、水は沢山必要です。
芽が出て双葉ができ、本葉が5枚ほどになったら植え付けをします。
苗を植えて土を入れた時に、鉢の八分目くらいまで土があるという状態にしてください。
それから、水を鉢底から出るくらいたっぷりやります。
本葉が10枚ほどになったら、摘心(ピンチ)をします。
葉の付け根の上あたりで切ることを、摘心といいます。
これをすることで、枝分かれをさせます。
最初の摘心は、葉が5枚ほど残る状態にするとよいです。
摘心をしないと、枝は1本だけです。
これですと、すかすかのグリーンカーテンになってしまいます。
枝分かれをさせて、横にも這わせるようにしましょう。
朝顔に限らず、つる性の植物は上へ伸びようとします。
なので、強引に横に這わせないとダメです。
ビニールテープなどで留めてもいいですし、土にかえる専用のテープもあります。
麻縄や、ビニールタイでもいいです。
私は、土にかえる専用テープや麻縄を使っていました。
ごみとして捨てる時に便利だからです。
ただ巻きつけておくだけだと、すぐに外れてしまうので、固定した方が確実だと思います。
摘心は何回してもよいので、上にばかり伸びるなと思ったら、その都度摘心してください。
摘心するだけでなく、とにかく横にも這わすということに気をつけるとよいと思います。
元々、つる性の植物は、生存競争を勝ち抜くために、太陽の光を求めて上へつるを伸ばしたものです。
放っておくと、上にばかり伸びてしまいます。
生い茂ったグリーンカーテンにするためには、横に横にと意識してくださいね。
朝顔の肥料と虫よけのコツは?
最初に、新しい培養土を使った場合は、元肥と呼ばれる肥料が含まれています。
古い土を再利用する場合は、元肥としてマグアンプの中粒を混ぜておくといいと思います。
でも、朝顔は花が多く咲くので、元肥だけでは足りません。
花が咲くようになったら、液体肥料(液肥)をやります。
私は、液肥を、通常の2倍薄めて、週に1回あげていました。
これは、花の咲く植物には全てそうしていました。
液肥をあげる頻度は、月に2,3回だそうですが、薄めのものをこまめにやる方がよいと教えてもらいました。
だから、薄めのものを回数多くやるようにしました。
どの植物も、元気に育ってくれましたよ。
選び方は、花が沢山咲く用として売られているものがいいです。
肥料には、栄養素がまんべんなく入っているものや、葉を茂らせるもの、花付きをよくするものなど色々な種類があります。
朝顔の場合は、花付きをよくするものを選んでください。
まれに、虫がつくことがあります。
混み合ってくると、どうしても虫がつきやすくなります。
予防に、殺虫剤を土にまいておくとよいと思います。
でも、お子さんやペットがいるご家庭では止めておいてくださいね。
間違って口に入れてしまうと大変ですから。
その場合は、グリーンカーテンを少しすかすかにする感じで、風通しをよくして虫の発生を防ぐとよいと思います。
それでも虫がついてしまった場合は、水をかけて洗い流すといいと思います。
葉の裏に潜んでいることも多いので、まんべんなくかけてください。
ナメクジやヨトウウムシは、見つけたら退治する方法しかありません。
薬剤はあるので、大人だけ、もしくは子どもさんが大きい場合は使えると思います。
枯れた花がらや葉は、早く取り除くようにしてください。
病気の原因にもなります。
種を取る場合は、種用に少しだけ残して、他の花は咲き終わった後に摘み取るといいです。
と言っても、毎日大量に咲くので、そこまではできないかもしれません。
私は、挫折組です。
それでも今まで枯らしたことがないのは、風通しがよかったからではないかと思います。
朝顔の葉が枯れる原因と対処の方法は?
原因1:日照不足
少なくても半日は日光があたるようにしていたら、これは大丈夫だと思います。
原因2:水のやりすぎ
1章での注意を守っていただければ、これも大丈夫だと思います。
原因3:肥料が少ない又は多い
最初の章にあったようにしていただければ、これは大丈夫かと思います。
原因がわからない場合は、肥料を中止してみてください。
それで枯れなくなれば、肥料を減らしてください。
好転しない場合は、肥料を増やしてみてください。
減らしてみてから、増やしてみるようにしてくださいね。
植物の場合、水や肥料をやりすぎての不調の可能性の方が高いですから。
原因4:根が詰まっている
昨日の記事の通りに、間隔をあけて植えてくださっていれば大丈夫なはずです。
もし、少し掘り起こしてみて、根がギチギチでいっぱいになっていたら、一株を取り除いてください。
まとめ
小学生でも育てられる朝顔ですが、意外と奥が深いなと。
調べていて、思いました。
私が失敗しなかったのは、昔からある古い丈夫な品種を選んでいたからかもしれません。
単に、安い種を買っただけなんですが・・・
ラベンダーの時もでしたが、育てやすいかどうかは、品種選びにもかかってくるかと思います。
素敵なグリーンカーテンができますように。
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