こんにちは、桃花です。
春にホームセンターへ行くと、見事なペチュニアの株があって、自分も育ててみたい気持ちにかられます。
私の住むマンションに玄関にもペチュニアがあって、実はちょっと残念な姿になっています。
私は、結構上手く育てたんですが。
そこで、どうしたらもっと可愛くできるのか、まとめてみました。
ペチュニアの切り戻しと摘芯(ピンチ)の違いは?
ペチュニアを育てるコツは、切り戻しと摘芯(ピンチ)にあります。
植物は、枝を先へ先へ伸ばそうとして、そこに花をつけようとします。
ペチュニアはその傾向が強くて、どんどん枝を伸ばしてひょろひょろとしてきます。
放置すると見た目も悪いですし、伸びた枝が垂れ下がって土に着くと、病気や枯れの原因になります。
では、切り戻しと摘芯(ピンチ)はどう違うのでしょうか。
まず、ペチュニア切り戻しは、一言でいえばバッサリカットすることです。
ひょろひょろと伸びすぎた枝をカットすることで、バランスを良くしたり、蒸れを防いだり、枝下の方にも花を咲かせる効果があります。
梅雨時や夏場の株の保護にもなります。
ペチュニアの摘芯(ピンチ)は、生長点である茎の先端をカットすることで脇芽を増やして花数を増やしたり、コンパクトに育てる効果があります。
切り戻しだけでも、摘芯(ピンチ)だけでも、ホームセンターの見本のようにはなりません。
両方が必要です。
ペチュニアの切り戻しの方法と時期は?
ペチュニアの切り戻しの方法は、とても簡単です。
根元の方から、最低1枚は葉がついている部分まで切り戻すことができます。
不安な場合は、半分くらいまでの大きさまで切り戻すといいかもしれません。
私は、三分の一くらいまでの大きさにしていました。
2週間もすると次の花が着き始めるので、安心してください。
時期は、一番やって欲しいと思うのは梅雨前です。
日本の梅雨は、アジサイなどの雨季に咲く花以外にとっては過酷です。
暑さと湿気で蒸れて、どうしても痛んだり、弱ったりしてしまいます。
そこで、梅雨前には、さっぱりを切り戻しをして、株の体力を温存させるとよいのです。
また、ペチュニアは雨に弱い花なので、梅雨時に花を咲かせないのは理にかなっています。
梅雨明けには、また満開の花を楽しむことができます。
あとは、梅雨明けに咲いた花が終わってまた間延びする真夏に行うとよいですよ。
8月中には切り戻しをすれば、秋にまた満開の花を楽しめます。
これで、買ってきてから最初の満開、梅雨明けの満開、秋の満開と3回のペチュニアの満開が楽しめます。
切り戻しは、全ての枝を同じ長さにする方法と、長い短いを混ぜる方法があります。
好みに合わせてくださいね。
私は、屋根付きのベランダで育てていました。
梅雨の雨の影響はあまりなかったのと、当時はこの切り戻しの時期を知らなかったのとで、満開になってから間延びしなたなと感じたら切り戻すという方法で育てました。
それ位アバウトでも、なんとかなりました。
それは、夏あまり暑くない地域だったからかもしれません。
西日本以西の暑い地域では、梅雨前の切り戻しはした方がいいと思います。
切り戻しをした後は、しばらくは葉が少なく水分が蒸散しないので、水やりはひかえ目にするといいですよ。
ペチュニアの摘芯(ピンチ)の方法と時期は?
摘芯(ピンチ)は、結構めんどくさいです。
実は、私はやってませんでした。
そのせいか、花数は少なかったです。
ただし、八重咲の品種を買ったので、寂しくはなかったです。
一重だったら、寂しかったかもしれないです。
それでは、摘芯(ピンチ)の方法です。
枝先の芽を一つ一つ摘み取っていきます。
切り戻しのように雑にではなくて、一つ一つ丁寧にやらないといけないです。
これによって、ぎゅっと詰まった側枝の多い苗ができます。
この結果、花数が増えます。
時期は、苗がまだ小さいうちにやります。
苗が小さいうちだと、そんなに大きな負担ではないかもしれないです。
私も、次回チャンスがあれば摘芯(ピンチ)もして、大量の花を咲かせてみたいです。
ペチュニアの切り戻しと摘芯(ピンチ)の方法と時期のまとめ
ペチュニアは上手く育てると、一株で驚くほどの花数をつけるボリューム満点の花に育ちます。
まだ苗が小さい頃の摘芯(ピンチ)と、梅雨前と真夏の切り戻しでできます。
特に、切り戻しは欠かせません。
ぜひ、こんもりしたペチュニアを育ててくださいね。
おしまい
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