キリスト教徒は再婚できるのか?教会で式を挙げられるのか?

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カトリック教では、再婚は認められていない。

と、世間では思われています。

実際のところ、どうなんでしょうか?

キリスト教の信者の方を再婚するので気になるという方がいらしたので、調べてみました。

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カトリック教会でも再婚できるし式も挙げられる

カトリック教でも再婚できるかどうかについては、本当に色々な意見や解釈がありまして、私なりの考えをまとめるのに苦労しました。

私の結論は、再婚も結婚式もできるです。

順を追って説明します。

まず、カトリックでは離婚を認めていません。

再婚を認めていないことは、世間的にも知られている通りです。

聖書にも、そう書かれている部分があります。

さて、では、人間というのは完璧な存在でしょうか。

人間は不完全な存在であることを、カトリックでも認めています。

完全な存在は、神だけなんで。

ただし、何でもかんでもいいのかというとそうもいきません。

まず、方法その1は、

教会に「結婚の無効」を認めてもらうことです。

最初の結婚を、無効にしてもらう方法です。

無効にしてもらうためには、通っている教会の神父様に相談する形になります。

もちろん、もろ手を挙げて賛成なんかされません。

認めてくださらない神父さまもいるかもしれません。

そこは、教会のご判断に任せるしかないという感じでした。

でも、絶対にダメということはないようです。

方法2は、

宗教裁判所での離婚申し立てです。

友だちがこの方法で離婚しようとしていました。

彼は、結婚の無効ではなくて、宗教上の離婚をしたいと思ったようです。

残念ながら、結果を聞くことはできませんでした。

こうした方法もあるようですが、ひどく消耗してました。

できるなら、方法2は避けたいところだと思いました。

昔々に読んだマンガで、婚姻歴のあるイタリア人カトリック教徒の男性と結婚しようとしている主人公がいました。

で、彼の元奥さんに、「私たちは神が認めた夫婦なの。一生、夫婦なのよ」と言うシーンがありました。

この意味が、ずっとよくわかりませんでしたが、今ならわかります。

以前、婚姻の秘跡のお話をしましたね。

本来は、宗教上の結婚は1回しかできません。

というのも、教会には教会戸籍ってのがあるんです。

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この戸籍には、1990年5月5日に、山田恵子を代母(男性の場合は代父。宗教上の父母のこと)として洗礼を受けました。

2018年11月3日に、佐藤太郎と結婚しました。立会人は、加藤卓也と加藤京子です。

というようなことが、本物の戸籍のように書かれているそうです。

見たことないけど。

で、婚姻の秘跡を受ける、つまり宗教上の結婚をすると、この戸籍に載るんですね。

だから、まあ、再婚はできないと。

でも、最初に戻るのですが、その最初の婚姻が無効だと認めてもらえればよいわけです。

地域によっては、妻帯している神父様だっているご時世です。

それは、その地域の風習に馴染むためとか、理由はちゃんとあります。

人の弱さを知るカトリック教だからこそ、そこは許されるんじゃないかな。と思います。

ただし、最終的には教会の判断なので、そこは注意してくださいね。

離婚ができなくなるのが嫌だという理由で、教会で結婚式を挙げない信者さんもいると聞いたことがあります。

なんだか、本末転倒。

結論としては、教会が前の結婚を無効だと認めてくれたり、今回の再婚を認めてくれれば、再婚し、結婚式を挙げることができます。

未信者の場合も、教会に聞いてみてくださいね。

宗教上は未婚?

ちなみに、私は宗教上は未婚です。はい。

洗礼を受けたのは、結婚後です。

その後、婚姻の秘跡を受けませんかというお話はありましたが、何となく受けそびれて今日まできました。

なので、宗教上の結婚をしてないんです。

だから、再婚もOK?ってことなんじゃないかな?

まあ、次があれば、ちゃんと確認しますけれどね。

プロテスタント教会の場合

調べてみた結果、プロテスタント教会は離婚を認めているので、

ウエルカム!って感じではないにしても、受け入れてもらえると思いました。

英国国教会も、離婚したいと思った王様かなんかが、カトリックだと離婚できないとかで作った宗派だと聞いたことがあります。

実際に、チャールズ皇太子と、故ダイアナ元皇太子妃は離婚してますし。

まとめ

カトリックの信者で、教会で結婚式を挙げ、婚姻の秘跡を受けた方でも再婚は可能です。

ただし、教会に、前の結婚の無効を認めてもらう必要があります。

また、今度は大丈夫だよねと念を押されるかも・・・

厳しくない神父様であることを祈ります。

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