こんにちは、桃花です。
お盆にお供えを送る側のことを調べていて、受け取る側はどうしたいいのか気になりました。
私は、離婚することになったとはいえ長男の嫁です。
もしかしたら、お盆のお供えを受け取る側になっていたかもしれません。
そこで、お盆のお供えのお返しのことを調べてみました。
お盆のお供えのお返しは必要?
お盆のお返しは、必要なんでしょうか。
私は、金額が少ないことと、弟に送るということで、お返しをもらったことはありません。
お返しをもらうつもりもありません。
お返しは、原則不要と言われています。
お盆のお供えは亡くなられた方へ持ってきたものなので、お返しは不要と考えられています。
毎年のお盆に、ただでさえ出費がかさんでいるので、お返しまで用意するのは大変です。
また、その手間もかかり、負担が増えます。
普段から、お仏壇を守ってもらっているのですから、お返しがなくて失礼だと感じる人はいないでしょう。
ですから、電話でお礼を言うのでも十分です。
電話だけでは・・・という場合は、お礼状を書くとかどうですか。
とはいえ、金額的に多額のものが持ってこられた場合や、関係の薄い方から送られてきた場合などは気を使いますよね。
もらいっぱなしは気になるという方へ、こんな提案があります。
お盆のお供えのお返しにおすすめな提案と金額は?
お盆のお供えのお返しは、原則は不要です。
でも、やっぱりお返しをしたいという場合は、こんなものがおすすめです。
麺類(時期的にそうめん)
ゼリー
水ようかん
海苔
洋菓子
お茶
調味料
です。
いくらくらいの予算か調べたところ、いただいた金額の三分の1から半額だそうです。
でも、その方がいくらのお供えを持ってこられるのか、事前にはわかりませんよね。
そこで、お盆のお供えのお返しは、一律にすることを提案します。
お葬式の場合は、お返しは後日となります。
いただいたお香典の金額を確認してから、いくらのお返しをするのか決められます。
でも、お盆の場合は、後日ではなく、その場で持って帰ってもらうことになります。
ですので、一律にするのが面倒がなくてよいと思います。
ただでさえ、忙しい中、お盆の準備をしたり、お墓に参ったりと忙しい日が続きます。
お盆のお供えのお返しにまでいちいち気をつかっていたら、大変です。
それで失礼だと思う方は、まあ、それまでの関係だったということでよいのでは?
では、ちょっとしたお返しの場合の金額はいくらかというと、500円から1,500円でした。
個人的には、1,000円までで十分だと思います。
先ほどから申し上げているように、お盆のお供えのお返しは原則不要です。
ですから、高額である必要はありません。
さらに言えば、金額のわからないものを持ってこられたり、送ってこられる場合もあります。
1,000円ほどの、ちょっとしたお菓子が無難です。
うちの場合は、お盆のお供えのお菓子も、来た方にお分けしてました。
というのも、何しろ親族が多くて、お供えのお菓子も沢山ありました。
家族だけでは食べきれないので、お返しの意味も含めて分けていました。
その時に、箱ごと分けるのではなくて、色々な種類のお菓子があたるように、一回全部を箱から出して、多種類になるように組み合わせていました。
私も、よくお手伝いをしてました。
お菓子を分けるのであれば、そうめんがいいと思います。
そうめんといえば、揖保乃糸が美味しいですよ。
全国的にメジャーかどうかはわかりませんが、関西では有名です。
お盆のお供えを送っていただいた場合は、お盆の後2週間以内にはお返しをするといいですね。
お盆のお供えのお返しの熨斗とお礼状の書き方は?
お盆のお供えのお返しののしは、地方によって違います。
一般的には、白黒の水引か、白銀の水引です。
関西や神式の場合は、白黄色の水引です。
のしの上には、関東では「志」と書くと、仏教でも神教でも大丈夫です。
関西や西日本では、「粗供養(そくよう)」と書きます。
下には、施主の名前を苗字で書くとようです。
同じ苗字の方が沢山の場合は、名前全てを書くようにすると、後で相手の方が困らずにすみます。
自分の宗派や地域ではどうするのかよくわからない場合は、お盆のお供えのお返しを買うデパートなどで相談する手があります。
お礼状は、句読点をつけない決まりになっています。
私は52年間生きてきて、初めて知りました!
理由は、
・もともと日本は毛筆で書いてきたので、近年まで句読点はなかった。
・葬儀や法事がとどこおりなく行われますようにという意味を込めて、文章が区切る句読点を使わない。
・句読点は、もともと、子どもが文章を読みづらいであろうという配慮からつけられるようになったもの。
だから、大人に対して句読点を使うのは失礼にあたる。
ということです。
ということは、目上の方への手紙にも句読点は使わない方がいいのかも・・・
お礼状には、故人の名前を書きます。
故〇〇へのお供えをありがとうございました。
などと書くとよいですよ。
差出人は、施主になります。
お盆のお供えのお返しついてのまとめ
お盆のお供えのお返しは、原則不要です。
でも最近は、ギフトショップが積極的にお返しを販売していることから、なんとなくお返しはするのかなという雰囲気になってきています。
予算は少なくていいので、お返しをしておくのが無難ですね。
おしまい
コメント