お盆のお墓参りの花の種類と値段と供え方は?持って帰った方がいい?

夏の行事
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こんにちは、桃花です。

お盆といえば、お墓参りですね。

と言っても、実は私はここ数年、お墓参りをしていません。

お墓が車でないと行けない場所にあるので、自力では行けないんです。

でも、今年は、私が父の他界した年齢を超えることですし、誰かに便乗して何とか行きたいです。

そこで、どんなお花を持っていけばいいのかわからなくて、調べてみました。

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お盆にお墓参りの花の種類と値段は?

お盆のお墓参りのお花には、避けた方がいいものがありますが、基本的にはなんでもよいです。

そして、色も、黒以外ならなんでもいいです。

これは、意外でした。

避けた方がいい花の種類

・トゲがあるもの

バラやアザミなどです。

お供えする時や、管理の方が片づけをする時に危険だという理由があるようです。

故人が好きだった場合は、トゲの処理をしておけばいいと思います。

・毒のある花

彼岸花や水仙などです。

お供えする時や、管理の方が片づけをする時に危なくないようにという理由です。

・黒い花

お墓のお花は、お墓を華やかにするためのものなので、黒は縁起も悪く地味すぎます。

・においがきつい花

ユリや水仙などです。

理由は、虫が寄ってきやすいからです。

・花粉の多い花

ユリや彼岸花などです。

理由は、やはり虫が寄ってきやすいのと、お墓周りを汚してしまうからです。

花粉は、一度つくとなかなか落ちないので、気をつけないといけないですね。

もし、故人がユリが好きだったという場合は、花粉を取ってから持って行くとよいと思います。

においがきついので、すぐに持って帰ればよいでしょうね。

・つる性の花

自立できないという意味を持つので、よくないそうです。

おすすめの花の種類

故人が好きだったお花があれば、それが一番です。

分からない場合は、こんなお花はいかがですか?

1.菊

菊は、仏花の基本です。

長持ちし、花弁が散りにくいことから、仏花に選ばれることが多い花です。

花言葉は、高尚、高貴、高潔、清浄と、仏花にふさわしいものです。

色別には、

白:真実、慕う、誠実な心

黄色:高潔、美しい思い出、破れた恋

赤:あなたを愛しています、愛情、真実の愛

ピンク:甘い夢

紫:私を信用してください、恋の勝利、夢が叶う

です。

どれも、故人を敬い慕い思い出をたどるのにふさわしい花言葉ですね。

黄色の花言葉の「破れた恋」は、黄色の花全般、恋にはふさわしくない花言葉が多いので仕方ないでしょう。

お盆にお供えする花としては、リンドウもよく飾られます。

2.リンドウ

リンドウの花言葉は、あなたの悲しみに寄り添う、誠実です。

お盆に故人が無くなられた故人を忍ぶのに適していますね。

3・ケイトウ

夏の時期、ケイトウもよく用いられます。

ケイトウの花言葉は、色あせぬ恋です。

ケイトウの赤は、ドライフラワーにしても長持ちすることで、永遠に故人を忍びますという意味にもつながるなと思います。

4.カーネーション

花言葉は、無垢な愛です。

色別には、

白:私の愛情は生きている、純粋な愛

赤:母の愛

黄色:軽蔑→これまた黄色の花の花言葉はマイナスなものになりますね。

ピンク:女性の愛

紫:誇り、気品

5.トルコギキョウ

花言葉は、尊敬です。

尊敬する方や、優美なたたずまいだった方にお供えするのにいいですね。

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ただしトルコギキョウは傷みやすいので、長くはお供えできません。

色の基本は、

3色の場合は、白、黄色、紫。

5色の場合は、白、赤、黄色、ピンク、紫です。

もし、まだ49日を過ぎていない故人の方の場合は、お供えするのは白のお花になります。

また、亡くなられてからまだ年数が浅い場合も、淡い色を基調にするのがよいように思います。

花の数

3、5、7本という奇数です。

慶事には奇数がよいとされています。

私は、中学生の頃にお花をちょっと習いまいした。

華道の基本も、奇数のお花でした。

本数が多すぎるとお供えしきれないので、多くても7本までですね。

9本は、数も悪いですし。

お墓のお花は左右にお供えするので、2束を1対として用意します。

花の値段

1束500円から1,000円くらいで十分です。

ネットなどでは5,000円前後の高価なものも売られていますが、そんなに高い必要はないと思います。

お盆のお墓にお供えする花を高価にするくらいなら、普段のお仏壇のお花をこまめにお供えする方がよいと思います。

お盆のお墓参りの花の供え方は?

お花の供え方には、3種類あります。

向上相 仏様の方へお花を向ける方法

向中相 八方にお花を向ける方法

向下相 お墓参りする方の方へ花を向ける方法

です。

通常は、お花がお墓参りをする方へ向ける向下相でお供えします。

これはなぜかと言うと、お花をお供えするのは、故人のためでもあり、お墓をお参りする私たちのためでもあるからです。

お墓にお供えする花は、故人から私たちへの贈り物という意味もあるのです。

お盆のお墓参りのお花は持って帰る?

私の実家の場合は、持って帰りません。

というのは、民家もまばらな山の中にあり、少々虫が寄ってきても、虫がわいても全く問題にならないからです。

特に管理する人もいなくて、次にお墓参りに行った人が、前の分を片付けて持って帰ることになっています。

また、お盆の時期ですと、自分より前に誰かがお墓参りに来てくれたこともわかります。

気にかけているのが自分たちだけではないことがわかり、なんとなく安心したものです。

しかしながら、都市部のお墓ではお花を置いてかえることができないケースもあるようです。

やはり、管理の問題で、虫がわいたり、お墓が痛んだりするからです。

もし、近々またお墓参りに来れるようでしたら置いて帰り、遠方などでもうしばらく来れない場合は持って帰るしかないのかなと思います。

でも、せっかくお供えした花なので、故人に長く楽しんで欲しいですよね。

管理の方に聞いて、置いていけるようでしたら、持ち帰らないのがよいと思います。

お盆のお墓参りの花についてのまとめ

花は、基本的には何でもよいことがわかりました。

知らなかったので、調べてみてよかったです。

色や花言葉を考えながら選ぶのも、また楽しみですね。

もしわからないようでしたら、一束500円前後で仏花を買うこともできます。

私は、母が好きだったトルコギキョウをお盆のお墓参りにお供えしようかなと思います。

と思ったら、トルコギキョウは結構お高い!

他のお花も組み合わせて、予算一束1,000円までに収めます。

で、持って帰って、自分の部屋にお下がりといて飾ります(笑)。

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