麦茶の栄養と効果は?熱中症に効く?いつから飲まれている?

夏の行事
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こんにちは、桃花です。

暑くなってきて、今年も麦茶が美味しく感じられるようになってきました。

ところで、どうして夏に麦茶を飲むのでしょうか。

なのか、栄養や効果があるのか。

特に、熱中症に効くのかが気になります。

そこで、詳しく調べてみました。

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麦茶の栄養はミネラル?

ペットボトルでも、麦茶パックでも、よく「ミネラル麦茶」って書かれてますよね。

あれって、何?なんか、栄養あるの?

常々、私は疑問でした。

麦茶には、カリウム、炭水化物、ナトリウム、カルシウム、亜鉛、リンが含まれています。

カリウムには利尿作用があるので、むくみ防止に効果があります。

炭水化物は身体を動かすエネルギーとなりますが、量が少ないのであまり気にする必要はありません。

ナトリウムは、塩分です。

カリウムとナトリウムは、ちょうど自動車の両輪のような存在です。

カリウムには血圧などを下げる効果が、ナトリウムには上げる効果があります。

高血圧は問題ですが、低血圧すぎるのもまた問題です。

カリウムとナトリウムによって、体液はバランスを保っています。

カルシウムは、骨や歯を作るための栄養素です。

亜鉛は、アミノ酸からたんぱく質を作ったり、DNAを合成する際に必要な栄養素です。

活性酸素を取り除く酵素を構成している成分でもあるので、麦茶を飲むことで、活性酸素が除去される効果があります。

リンは、骨や歯を作る時に必要な栄養素です。

また、香ばしい香りの元であるアルキルピラジンも含まれています。

アルキルピラジンは、血栓を防ぎ、血流を促し血液をサラサラにする効果があります。

アルキルピラジンは、植物に含まれる香り成分で、麦を炒ることで作られます。

血栓を防ぐので、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓が原因の病気を予防するのにもよい効果があります。

栄養素ではないのですが、GABA(ギャバ)という成分も含んでいます。

これは、中性脂肪やコレステロールを抑える働きがあります。

麦茶を飲んだ時の方が、水を飲んだ時よりも血流がよくなる実験結果もあります。

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このように、麦茶には様々な栄養素が含まれています。

私が飲んでいる麦茶には、特に「ミネラル・・・」とは書かれていないんですが、ちゃんとミネラルが含まれていることがわかり安心しました。

たんに、美味しいだけじゃないんですね。

麦茶の効果熱中症に効く?

麦茶には、カリウムが含まれているため、身体を冷やす効果があります。

このため、暑い夏に飲むのによい飲み物ですね。

汗をかくと失われやすいカリウム、ナトリウムも含まれているので、熱中症予防にもよいと思います。

ただし、運動するなどして大量の汗をかいた場合は、麦茶だけではなく、スポーツドリンクや経口補水液を飲んでくださいね。

夏は、水よりも麦茶を飲む方が体にはよさそうです。

麦茶はいつから飲まれている?

日本では、平安時代から貴族の間では飲まれていました。

江戸時代には麦湯として、熱いままで茶店などで売られていました。

原料の大麦が初夏に収穫され、風味の良いお茶が作れることと、熱を冷ます作用があることから、広まったんですね。

当時の風刺絵を見たことがありますが、みんなで麦湯を飲む姿はほのぼのとしていました。

今では年中売られている麦茶の元ですが、当時の保存技術だと、夏場しか大麦は美味しくなかったのだと思います。

それで、長らくは夏の風物詩だったんですね。

今でも、麦茶は体を冷やす作用があることから、主に夏に飲む人が多いです。

でも、中には、年中麦茶という方もいますね。

私は、冬はほうじ茶派です。

麦茶は、古くは、古代ギリシャで夏場に、はちみつや果汁と混ぜて飲んでいたという記述もあります。

これって、今でいうスポーツドリンクですよね。

ヒポクラテスが、発芽した大麦の煎じ汁を、利尿作用を促すために飲ませていたそうですよ。

麦茶というと日本独自のものかと思いきや、海外でも飲まれていたんですね。

麦茶の栄養と効果と歴史のまとめ

麦茶には、汗で失われやすいカリウム、ナトリウム、リンなどが含まれています。

利尿作用や、血液サラサラ効果があります。

日本では平安時代から飲まれていて、江戸時代には庶民の飲み物でした。

おしまい

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