持ち家と賃貸どちらがいいの?また戸建てがいいのかマンションがいいのか?
の続きです。
私は賃貸派なんですが、それでも、家を購入されたい方もいると思います。
家を購入する時には、住宅ローンを組む方が殆どだと思います。
我が家は、甘い計画を立ててしまったために失敗しました。
住宅ローンを組む時の注意点を、調べてみました。
毎月の支払いは住宅ローンだけではないという落とし穴
私にも経験があります。
住宅展示場へ行くと、おしゃれなインテリアで飾られた家を見て高揚してしまうことです。
そんな時に、「毎月のお家賃程度のお支払いで、ご購入いただけますよ」とささやかれたら?
実際に、いくらの支払いになるのか計算されたら?
どんどん買う気になってきます。
我が家は、インテリアのない空き部屋を見ての購入でした。
もっとも、夫は見る前から買う気でいました。
私を連れて行ったのは、ほぼ事後報告的な感じでした。
その時の収入だったら、問題なく払っていけたんですよね。
でも、入居後に思わぬ出費が待っていました。
それは、
★固定資産税
★マンションの管理費
★マンション全体に修繕積立金
特に、マンション全体の管理費と修繕積立金は毎月かかってきて、しかも合わせて35,000円ほどでした。
実にローンの半額近くでした。
つまり、実際の住宅ローンの1.5倍のお金を払わなくてはならなかったのです。
払えたものの、想定外でした。
貯金をほぼはたいてローンを組んだので、結構大変でした。
他にも、火災保険や自然災害保険、自分の部屋部分の修繕積立金が必要です。
今の家賃10万円だとします。
ローン、月に10万円組んでしまうと、こうした経費が払えなくなってしまいます。
固定資産税、修繕積立金、管理費等々を見込んで、毎月の支払額を計算しなくてはなりません。
また、我が家は貯金をはたいてしまったんですが、これは大失敗でした。
現金は、手元に残しておくようにすべきでした。
マンション購入後に夫が転職しました。
そして、夫が入院し、続いて私が入院しました。
お金が必要なことが続き、綱渡りでした。
マンションを買ってなければなぁ。
その後、何度も思ったものです。
頭金を払っても、1年は暮らせるように蓄えを残しておくべきだったなと思っています。
最低でも、半年分はあればよかったです。
「お家賃程度のローンで買えますよ」に、騙されていはいけないと実感しています。
自戒の意味も込めて、声を大にして言いたいです。
そして、ローンを組んだら転職はしない。です。
うちも、夫が転職していなければ、今も住み続けていられたと思います。
どうしてもしたい仕事だということで認めたんですが、その先に地獄が待っていました。
最近見たマンガに、妻が家を買おうよというシーンがありました。
夫は、「住宅ローンなんか組んだら、自由がなくなる。転職もできない。会社だって、こいつは辞められないなと思って無茶を言ってくる。バンバン単身赴任させられるんだぞ」
と、怒り狂うというものがありました。
ローンを組んだら、安全第一で生きないとなと思っています。
それができそうにないなら、ローンを組むのは止めた方がいいとさえ思います。
うちの夫は、まさか自分の望む仕事に就けるチャンスがあるとは思っていなかったと思います。
転職する可能性があれば、家を買ってなかったでしょう。
そこで、私は、「ローンがあるでしょ、何バカなこと言ってるの」と反対したらよかったんです。
でも、目をキラキラと輝かせている夫を前にして、反対はできませんでした。
うちは子どもがいなかったので冒険しましたが、子どもがいたら冒険はしてなかったかもしれないです。
住宅ローンを組む流れと必要書類
住宅ローンを組む時の流れを調べました。
物件購入申し込みと同時に事前審査をしてもらいます。
仮審査とも呼ばれます。
これは、絶対にしくてはならないわけではないです。
前もって、ローン審査に通るかどうかを調べるためには行った方がいいと思いました。
我が家の場合、ローンの申し込みとかも、全部、マンション販売の営業マンさんがしてくれました。
私は、言われた必要書類を用意しただけなんです。
丸投げできることもある。
という例ですね。
事前審査も、その営業マンさんがやっておいてくれました。
よほど、その売れ残った部屋を早く売ってしまいたかったのかな。
きっと、そうだったんでしょうね。
なんか、術中にはまったみたいで嫌だなあ。
事前審査には、申込書のほかに、本人確認書類や健康保険証、源泉徴収票などのコピーが必要になる場合が多いです。
物件の重要事項説明があってから、売買契約と同時に本申し込みです。
住宅ローン申し込み時に必要なものは、
★本人家族全員が記載された住民票
★印鑑証明書(住んでいる市区町村で手に入ります)
★印鑑証明書に使用した実印
★本人確認書類(健康保険証、運転免許証など)
★収入証明のための資料(源泉徴収票、確定申告書、住民税課税決定通知書など)
★対象となる物件の詳細資料(不動産会社が手配してくれることが多いです)
★預金口座通帳など(残高確認のためです)
などです。
そして、いよいよ融資の審査決定です。
決定までの日数は、金融機関によってまちまちなので、あらかじめ確認した方がよいと思いました。
審査に無事に通ったら、ローン契約をし、
残金決済、融資実行となります。
その後、引き渡し、入居、不動産登記と続きます。
まとめ
家を購入した後には、住宅ローン以外の出費が待っています。
それを考えに入れて、ローンは組まないと大変なことになります。
また、手元に資金を残すことも大切です。
我が家はそれで苦労しました。
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