私は、別居を機に一人暮らしを始め、仕事も探し始めました。
これまで専業主婦だったので、晴れていれば布団を干すというのが習慣でした。
でも、外へ働きに行くとなるとそうはいかないなと思い、どんな素材のものがよいのか探してみました。
今回は、綿と羊毛、化繊(ポリエステル)の寝心地やメンテナンスのしやすさなどを比較してみたいと思います。
綿の敷き布団は干す手間が必要なので候補からはずしました
綿の良さは、吸水性の良さです。
天然素材ならではの吸収力、古来より日本で使われてきただけあって、四季折々に対応しています。
しかしながら、重いです。
また、頻繁に干す必要があります。
放湿性が低く、実は蒸れやすいのです。
干すと、ふっくらする点も利点ですが、お仕事をするとなると扱いが難しく感じました。
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羊毛の敷き布団は軽くてお手入れが楽
ウールと言えば冬素地なので、夏場は暑いのではなにかと思われる方も多いでしょう。
しかし、布団売り場で聞いた話では、羊毛の布団は夏場でも暑くないというのです。
吸湿性と放湿性が高いので、夏場でもさらっとしているそうです。
冬は、綿布団よりも保温性が高いので、暖かいです。
布団の中の快適な温度は30度前後、湿度は50パーセント前後と言われています。
羊毛の敷き布団は湿度を逃がしてくれるので、蒸れることはないとのことです。
注意点は、生地にも天然素材、例えば綿を使ったものにすることです。
化学繊維は通気性が悪いので、羊毛の吸湿性や放湿性を生かすことができません。
自分で使ってみた感想では、蒸れはしないものの、綿布団よりは若干暑く感じました。
羊毛の敷き布団には、中にポリエステルの芯が入ったものと、羊毛100パーセントのものがあります。
どちらがよいのか、いくつかの売り場を回って聞いてみました。
素材としての良さは、羊毛100パーセントの方です。
吸湿性、保湿性を妨げることなく快適に眠ることができます。
また、軽いので、布団の上げ下げも楽です。
柔らかいので、半間の押し入れにもすっぽり入ります。
ですが、これを畳にじかに引くと、サポート力が低いです。
別の敷き布団の上に重ねるか、ベッドのマットレスの上に重ねる使い方がよいようです。
ポリエステルの芯が入ったものは、ウール100パーセントのものより重いです。
形もかっちりしているので、半間の押し入れに入れるのには少し苦労します。
しかし、サポート力が高いので、これ一枚で使うのにはいいかなと思いました。
私の敷き布団はこのタイプで、重さが5キロあります。
ただ、湿気を吸った綿布団よりは軽いので、上げ下げや布団干しが辛いというほどではありません。
サポート力にも満足しています。
フローリングに直敷きしていますが、全く痛くありません。
まだ新しいせいもあるかもしれませんが、そう簡単にはへたりそうにないので、このまま使っていきたいと思います。
化繊の敷き布団は使い心地が悪い
これは、絶対に止めた方がいいです。
安価で洗えるということで購入される方もいると思います。
アレルギーなどの理由で、どうしても洗えないと困るという方以外は止めた方がよいと思います。
吸湿性、放湿性ともに悪くて、寝心地もよくないです。
友人宅で一泊した際にポリエステル綿の布団でしたが、気持ち悪かったです。
よく干してあってふかふかでしたが、それでも心地悪かったです。
これで毎日干さなかったらと思うと、避けたいところです。
まとめ
敷き布団の代表的な素材を見てきました。
干す時間があまり取れない方には、一番のおすすめは羊毛布団です。
へ続きます。
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