の続きです。
信者でない方は、「教会での式ってどんなに?何か特別な決まりはあるの?」と思われるかもしれません。
実は、普通の結婚式の常識を守れば、そんなに大きく恥をかくということはないです。
詳しく、まとめてみました。
教会での結婚式での友だちの場合のドレスコードは?
一番最初に困るのは、何を着て行けばよいかではないでしょうか?
男性は、普通の結婚式に呼ばれた時に着るようなダークスーツで十分です。
女性の場合は、ちょっとだけ注意が必要です。
服装は、基本的には、普通の結婚式に呼ばれた場合と同じでよいのですが、
1.黒や紫を避ける
黒については、調べたところ、大丈夫という意見とダメだという意見がありました。
でも、イースターの前のミサでは、女性は黒のベールをつけて礼拝(ミサ)に出席します。
最近は、ベールをつける方が減りましたが、着けるとしたら本来は黒です。
これは、キリストの死を悼む期間だからです。
このことから、黒は悲しみを表す色だと思います。
光沢があっても、黒は黒だと思います。
避けた方が無難でしょう。
同じく紫も、悲しみを表す色です。
同じく、イースターの前の礼拝では、神父様は紫のストラ(首掛けのようなもの)を着用されます。
したがって、黒と紫は避ける方がよいでしょう。
2.肌の露出については、なるべく少ない方がいいです。
ノースリーブの場合は、シュールやボレロを着用することになると思います。
教会での式は、およそ40分。
立ったり座ったりが多いです。
このため、ずれやすいショールよりボレロの方が向いてると思います。
可能であれば、最初から長めの半そでか長そでを選ばれた方が賢明です。
短めの半そでで恥ずかしい思いをした、という方がいたようです。
スカートは、座っても膝が見えない丈がいいです。
アクセサリーも控えめがいいです。
一見して、地味なくらいでちょうどいいと思います。
着物を着られる方は、振袖や訪問着、留袖でもいいと思います。
が、新郎新婦が地味婚にしたいと思っているようでしたら、こうしたいわゆるフォーマルなものは避けた方がいいかもしれません。
その後に、割と華やかな場所で披露宴を行う場合は、フォーマルでもよいと思います。
こじんまりとレストランで、というような場合は、やはり地味目が無難です。
着物でしたら、付け下げが一番便利です。
付け下げは、格としてはセミフォーマルになります。
模様な様々なので、地味目のものを選べばよいと思います。
訪問着でも、地味目でしたらよいかと思います。
でも、着物って大変ですよね。
新婦の希望だったり、自分にこだわりがなければ、洋服の方がよいかと思いますよ。
新郎新婦が信者でない場合は、色と露出さえ問題なければ、多少は華やかでもいいかなと思います。
そうした服装で出席することでも、お祝いの気持ちを表せますからね。
でも、新郎新婦が通っている教会での式の場合は、披露宴には出席しない一般の信者さんが参列される場合もあります。
その方々は、あまり華やかな服装ではないと思います。
そんな場では、地味目なくらいでちょうどよいと思います。
事前に、式には、披露宴に出ない人も参列するのか聞いておくといいかもしれませんね。
それから、大事なことなんですが。
古い教会ですと、冷暖房がないことがあります。
夏や冬に出席される方は、注意してください。
以前通っていた教会で、冷暖房がないところがありました。
教会での結婚式は、宗教儀式であること。
特に、信者の方にとってはそうなので、そこをご理解いただければと思います。
教会での結婚式で注意すべきマナーは?
絶対にやってはいけないことは、バージンロードを踏むことです。
祭壇に上がるのも、御法度です。
写真撮影も、禁止されている場合があります。
撮影できても、フラッシュ禁止だったりする場合もあります。
教会は祈りの場なので、確認してから撮影してくださいね。
席次というのは、厳格には決まっていません。
弟が神式で結婚式を挙げました。
うちの家族は、私だけがクリスチャンなんです。
席次は、しっかり決まっていました。
その点は、比較的ゆるやかです。
前の方に親族や上司の方。
その後に、友人という感じなので、様子を見て座ればよいでしょう。
教会によっては、お手伝いの信者の方が案内してくださるかもしれません。
その場合は、案内に従ってください。
教会での結婚式の場合のご祝儀は?
教会での結婚式のよいところは、披露宴には招待できなかった方にも出席してもらえる点ですね。
教会の大きさにもよりますが、結婚式だけ出席の方もおられるでしょう。
ご祝儀は、披露宴をどうされるかによります。
普通に披露宴をされる場合は、一般的なご祝儀の額でよいと思います。
が、披露宴をされない場合や、されても信徒会館のようなところでのお茶会的なものの場合は、お祝いはご辞退させていただきます。
ということもあります。
でも、自分がお祝いをいただいている場合や、これから結婚式をする可能性がある場合なんかは、何もなしというのも気が引けると思います。
私が20代や30代だったら、1万円ほどを後日お渡しすると思います。
私は会費制で披露宴をしました。
私が披露宴に出席したことのある友人は、会費とは別にお祝いとして1万円持ってきてくれました。
それは、ありがたく頂戴いたしました。
まとめ
教会での結婚式に招かれて困った。
というお悩みのお役に立てたでしょうか?
宗教儀式だということなので、お祭り的なノリではなくて、地味目にいきましょう。
披露宴ではアクセサリーを足すなどして、華やかにするとよいかと思います。
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