喪中の年末年始正月の墓参りはいつで持ち物は何で服装はどうしたらいい?

冬の行事
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喪中にお墓参りをしてはいけないって、本当?

いえ、喪中こそお墓参りをした方がいいです。

が、喪中の年末年始お正月のお墓参りには、いくつかの注意点があります。

今回は、喪中の年末年始正月の墓参りにはいつ、何を持って、どんな服装で行けばいいのかについてまとめてみました。

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喪中の年末年始正月の墓参りはいつ行けばいい?

まず、喪中に限らず、年末年始正月のお墓参りには、タイミングがあります。

年末でしたら、30日までに行くのがよいです。

というのも、霊園やお墓を管理されている方が、31日に大掃除をされる場合が多いからです。

お墓参りをすると、お墓のお掃除をしますよね。

そうすると、前に飾ってあったお花や、線香の燃えカスなど、ごみが出ます。

お墓を洗うと、その汚れたお水が通路に流れ出てしまうかもしれません。

そこで、管理の方が大掃除をされる前にお墓参りをすませてしまうのがよいと思います。

年始は、1日から行ってもよいです。

ただ、霊園や寺院などで、門があったり、建物内のお墓である場合などは、開閉時間を調べておく方がいいですよ。

年末年始は、いつもの開閉時間と違い場合があります。

また、神社での初詣の前は避けた方がよいと言われています。

神社は神道なので、死を穢れ(けがれ)として嫌います。

お墓は、ご遺体やお骨が埋葬されている場所なので、死にとても近い場所です。

だから、神社への初詣の前にお墓へ参ることは、止めておくのが無難です。

それから、本来であれば、お墓参りの日には、他の予定入れず、お墓参りだけをする方がよいとされています。

「ついで参り」と言って、他の用事の前後にお墓に参ることは、ご先祖様に失礼にあたるという理由です。

でも、お休みが三が日しかないとか、帰省等で少しの時間しかいられないとか、今は色々と事情もあるかと思います。

「ついで参り」になってしまうから。

と、お墓参りができなくらいなら、他の予定がある日にでも、お墓にお参りしてもよいのではないかと思います。

そのあたりは、親御さんとの相談で決められてはいかがでしょうか。

お墓参りに行かないよりは、行った方が、ご先祖様も喜ぶと思います。

「ついで参り」になるのが気になるようでしたら、お墓参りを先にすませてから、他の予定に向かうとよいのではないかと思います。

私の実家の場合は、お墓が遠方の山村にあります。

雪深くて、年末年始の頃には、雪が1メートル以上積もっていて、お墓までたどり着くのが大変です。

それでも、子どもの頃には、親も若くて、雪をかき分けながらお墓参りをしたものです。

でも、だんだんと年末年始のお墓参りは避けるようになっていきました。

普段は雪のない平野部に住んでいるので、雪かきは本当に大変だったんです。

年末年始正月は、何かと忙しくて、お墓参りに行くのは難しいかもしれません。

喪中の場合は、まだ故人との別れが寂しい時期だと思います。

もし行けるようでしたら、お墓にお参りし供養することで、気持ちも慰められるのではないかと感じます。

私も、両親を亡くして以来、お墓参りをすると涙がこぼれ、手を合わせながら色々と話しかけています。

両親が他界して、もう随分と経っていますが、それでもお墓に行くと、「お墓参りできてよかった、少しは親孝行できたかな」と思います。

喪中の年末年始正月の墓参りの持ち物は?

お墓参りの持ち物は、普段と同じで構いません。

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でも、年末年始は、近場でお花やお線香が手に入らない場合もあります。

そこで、忘れ物がないように注意したいものです。

持ち物は、

・お供え物

花は注意が必要です。

年末年始に売られているお花には、水引が使ってあったり、松が使ってあったり、また門松であったりというものがあります。

これらは、めでたい縁起物になります。

喪中の場合は、こうしたおめでたいお花は避け、普段通りの組み合わせのお花にするか、

普段通りの組み合わせのお花がない場合は、49日を過ぎていなければ白菊を、49日を過ぎてれば淡いピンクや黄色の菊などを用意するとよいと思います。

数は、一つの花入れに奇数本入れます。

花入れは両脇にあるので、2対必要です。

お線香は、普段と同じでも構いません。

が、もし、故人が好きな香りがあったら、それを用意されても喜ばれると思います。

ろうそくは、普段通りの白いもので大丈夫です。

ろうそくは、お墓にもお供えしますし、お線香に火をうつすためにも必要です。

マッチやライターから直接火をうつすのは、あまりよくないことのようですし、危ないです。

お供えの食べ物は、故人が好きだったものを用意できるといいですね。

お供えの食べ物は、鳥や動物が荒らすかもしれないので、お供えした後は持って帰ります。

数珠も、普段通りの物を持って行きます。

私はカトリック教徒(実家内でも元婚家内でも私だけ)ですが、母に、数珠だけは持っていて欲しいと言われ持っています。

宗派によって形が違いますが、ご自身の宗派の物を持って行けばよいと思います。

マッチかライターも普段通り、あまり派手派手しい色柄の物を避けて持って行きます。

お墓にひしゃくや手桶がない場合は、これらも持って行きます。

喪中の年末年始正月の墓参りの服装は?

年末年始所月だから、喪中だからと言って、特別に変える必要はないと思います。

あまりのもラフな服装(おしゃれかもしれないけれど穴あきジーンズとか、前に流行った腰パンなど)や、華やかすぎる服装は避けた方がいいです。

ラフな服装と言えば、母の納骨の時に、私は何も考えずにTシャツとジーンズで行ってしまいました。

弟一家は、喪服かスーツ。

失敗したー。

呆れられました。

まあ、これは、納骨という大事な儀式に喪服を着て行かなかった私が悪いです。

喪中でも、年末年始正月のお墓参りは、喪服でなくても構わないと思います。

もちろん、喪服で行ってもよいと思います。

ダークスーツで行くと、気持ちもシャキッとするかもしれません。

でも、無理は禁物です。

お墓参りに行こうという気持ち、行くことが大事なので、服装は極端に走らなければ決まりはないです。

喪中の年末年始正月の墓参りはいつで持ち物は何で服装はどうしたらいい?まとめ

年末年始のお墓参りは、31日を避け、30日までに行くか、年が明けてから行くかにします。

神社への初詣の前に行くのは、避けた方がいいです。

霊園や寺院の開閉時間がいつもと違うかもしれないので、事前に確認が必要です。

喪中のお墓参りのお供え物のお花は、お正月用のおめでたいものは避け、普段通りの物を用意します。

それ以外も、普段通りの持ち物で大丈夫です。

故人が好きだった食べ物を、持って行くといいですね。

服装は、ラフすぎず、華美すぎなければ、普段の服装でかまいません。

年末年始は忙しくて、お墓参りもなかなか行けないかもしれません。

でも、喪に服している時だからこそ、お墓参りをして供養することで、自分の気持ちも救われるのではないかと思います。

おしまい

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