喪中や忌中の新年会は参加すべき?会社の場合と挨拶はどうする?

冬の行事
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喪中や忌中期間に新年会がある場合、参加するかどうか判断に迷うところですよね。

特に、会社や仕事関係の場合は、参加すべきかどうかも考えないといけません。

そこで今回は、喪中や忌中に新年会に出席すべきか欠席すべきか、会社や仕事関係の場合はどうするべきか、挨拶はどうしたらいいのかについてまとめてみました。

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喪中や忌中の新年会は参加するの?

新年会とは何か、がわかれば、喪中や忌中に新年会に参加すべきか、参加しないべきかが判断できると思います。

新年会とは、

・新年を祝う慶事

・今年一年よろしくお願いいたしますという挨拶

・今年一年頑張ろうという気持ちの共有

なども意味があります。

新年会ごとに、どんな意味が強いのかが変わってきます。

慶事的な意味が強いのであれば、忌中(仏教では49日まで、神道では50日まで)は避けた方が無難です。

気持ち的にも、お祝いごとができる感じではないと思います。

では、忌中が明けている喪中の場合はどうでしょうか。

喪中の場合は、本人の気持ち次第ということになります。

◆参加に前向きな場合

故人との関係、故人が亡くなられたお歳や理由、故人が亡くられてからの期間によっては、新年会の出席をしたいという場合があると思います。

笑って参加できるようでしたら、出席されてもよいと思います。

参加したい気持ちがあるのに、控える必要はないです。

ただし、あまりにもバカ騒ぎをすると常識を疑われますので、こじんまりと楽しまれるとよいと思います。、

◆参加に後ろ向きな場合

故人が亡くられたことがまだ受け入れられない、悲しみに打ちひしがれている。

そんな時に、新年を祝う気持ちにはなれないものです。

私が父を亡くした時、父がまだ52歳と若かったこともあり、新年明けても悲しみのどん底でした。

たまたま、私が住んでいた寮でも、嘱託で働いていた職場でも、新年会はありませんでした。

もし、新年会があったら、笑って参加はできなかったと思うので、出席しなかったでしょうね。

喪中や忌中の人を、新年会などお祝い的な意味が強いものに招かないことも多いです。

もし、招かれた場合、気持ちの整理がついてないと断るのは全然おかしくないです。

喪中や忌中の会社や仕事関係の新年会の参加はどうする?

喪中や忌中であることを、会社や仕事関係者が知っているかどうかが判断基準になります。

喪中や忌中であることを、知っている場合は、参加しないことも可能です。

特に、忌中の場合は、49日の法要もまだですし、参加に後ろ向きであれば断っても差しつかえないのではないかと思います。

喪中や忌中であることを、知らせていない場合。

仕事関係の場合は、喪中はがきを出さず、普通に年賀状を送る場合もあります。

この場合は、相手はこちらが喪中や忌中であることを知りません。

あえて、知らせていないわけですから。

ですので、いつも通りに、新年会に参加することになります。

ビジネスマナーでは、喪中であることは仕事とは関係ない。

新年会も仕事と割り切って、参加すべき。

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という意見も多々あります。

プライベートに比べると、自分の感情を押し殺さなければならないケースも多くなりますが、無理はしないことだと思います。

無理をして参加し、、

「ここで笑っている私は誰?悲しいはずなのに、なんで笑っているの?なんで、私、こんな宴席にいるの?」

と、本気で思い始めると、下手をすると乖離(かいり)状態になって、心を壊してしまうかもしれません。

私、なったことがあるんですよね。

新年会じゃないんですが、年末年始に元夫の実家に行った時に、

「なんで私、ここにいるの?ここにいる私は、私じゃない」

みたいになって、病院で、危険な状態だと言われました。

もし、「あー、参加するの辛いな」と思われたら、上司に相談されてください。

どうしても参加しないとダメな時は、仕事と割り切るしかないんですが。

誰かに、「喪中ですっごく悲しいのに、仕事で新年会に参加しないといけないんだよー」と愚痴をこぼしたり、

状況的にまずいと思ったら、専門家の手を借りて欲しいなと思います。

もちろん、仕事だからとスッパと割り切れる方は、素晴らしいと思います。

調べていて、「仕事だから、参加して当たり前」。

「例年、主催者だから、新年会をして当たり前」。

という方もいたので、心が強いなあと思いました。

喪中や忌中の新年会の挨拶はどうする?

新年会では、通常、「あけましておめでとうございます」と挨拶します。

自分が参加に前向きな場合、喪中だけど悲しみは癒えている場合は、おめでとうのあいさつも言えるでしょう。

でも、参加に後ろ向きだけど、参加せざると得ない場合、どうしたらいいんでしょうか。

これも、相手が、こちらが喪中や忌中であると知っているかどうかで変わります。

喪中や忌中であることを知っている場合は、「今年もよろしくお願いいたします」でよいと思います。

喪中や忌中であることを知らせていない場合は、「おめでとう」と言わざるを得ません。

仕事って、ビジネスマナーって、厳しいもんですね。

それが、大人の階段を上ることかもしれないですが、

家ではゆっくり泣いて構わない、と思います。

喪中や忌中の新年会は参加するの?会社の場合と挨拶はどうする?まとめ

喪中や忌中の新年会の参加は、基本的には、自分が参加したいかどうかで決めていいです。

でも、忌中は避けた方が無難です。

会社や仕事関係の場合は、自分が参加したければ参加する。

参加に前向きになれない場合は、上司と相談する。

どうしても参加しなければならない場合は、仕事と割り切る。

その場合は、なんとか場の雰囲気を壊さないように気をつける。

でも、悲しみには蓋をせず、プライベートでしっかり悲しむといいと思います。

挨拶も、おめでとうと言えるなら言えばいいし、無理なら言わなくてもよいと思います。

相手が、こちらが喪中や忌中であることを知らない場合は、普段通りにされるのがよいかと思います。

悲しみに打ちひしがれている時に、公私の区別をつけるのはとても難しいです。

仕事上では割り切って、プライベートでは思いきり泣けるといいですね。

おしまい

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