こんにちは、桃花です。
秋も深まってきて、朝晩冷え込むようになる時期。
そんな時期に、霜降があります。
お肉の霜降りとは違いますよ(笑)
季節を表す言葉です。
今日は、霜降の意味や由来、旬の食べ物、イベント、2019年はいつかをまとめてみました。
霜降の意味と由来は?
霜降は、二十四節季の一つです。
「そうこう」と読みます。
18番目の節季で、秋を表す言葉です。
二十四節季というのは、昔の中国の黄河中流域で作られたものです。
太陰暦だと実際の気候とは季節がずれるので、それを補うために作られました。
中国の黄河中流域での気候を元にしているので、日本の気候とはちょっと合わない部分があります。
例えば、夏至や冬至。
一番暑い時期、一番寒い時期のはずですが、日本ではそんなことはありません。
具体的には、霜降は、太陽黄経が210度のときで10月23日・24日ごろです。
太陽黄経とは、黄道(太陽のみせかけ上の通り道)の角度をいいます。
春分は0度、夏至は90度、秋分は180度、冬至は270度です。
霜降の時期は、『暦便覧(江戸期)』によると、「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」とされています。
よく、霜が降りるといいますが、霜降はまさにその頃です。
が、日本の10月はまだまだ霜が降りる感じではないですね。
特に昨今は地球温暖化の影響で、暑くなってきました。
10月になっても30度を超えたりとかしますし。
昔はもっと寒くて、本当に霜が降りたのかもしれませんね。
最低気温も、霜が降りる0度(観測点では3から5度になります)には下がりません。
霜降の時期は、七十二候によって、3つの期間に分けることができます。
初候:霜始降(しもはじめてふる)霜が降り始める
次候:霎時施(こさめときどきふる)小雨がしとしと降る
末候:楓蔦黄(もみじつたきばむ)もみじや蔦が黄葉する
黄葉と言えば、関東以南では、もみじなんかは紅葉しますよね。
東北出身の方が、子ども時代、「なんで紅葉っていうのかな?」と不思議に思っていたそうです。
東北では、木々は紅葉はせず、黄葉するらしいのです。
ここで紅葉となっていないのは、昔の日本では、江戸ではもみじや楓は紅葉せず、黄葉だったのかもしれないですね。
霜降の時期の旬の食べ物何でイベントは?
秋といえば、食欲の秋です。
先日、あるお店のランチで栗ご飯をいただいてきました。
近所でも、栗が実っています。
霜降の時期の食べ物といえば、
・柿(9月から12月)
・梨(9月から11月)
・りんご(早生品種は10月から)
・栗(8月下旬から10月下旬)
・松茸(9月から10月)
・銀杏(9月下旬から11月中旬)
・さつまいも(10月から1月)
・サンマ(9月から11月)
などです。
サンマは、近年、あまり獲れなくなってきたようです。
以前は、旬の時期には1匹50円位で買えたものですが・・・
霜降の時期のイベントは、なんといっても紅葉狩りです。
10月はまだ暑くて紅葉はあまりしてないかもしれませんが、山地ではそろそろ紅葉が始まります。
霜降の時期は、次の立冬までの間を指すので、ちょうど紅葉がいい感じになってきたかなという頃です。
2019年の霜降はいつ?
霜降の日は、大体10月24日前後です。
というのも、年によって少しずれるからです。
2019年の霜降の日は、10月24日です。
霜降の時期は、次の立冬(11月8日)までです。
朝晩は結構冷え込むものの、日中はまだ少し汗ばむ感じでもあります。
体調管理が難しい季節です。
布団も、夏布団を使うか、冬布団を使うか、毎晩悩ましいですね。
私はすでに、風邪をひき寝込んでしまいました。
どうぞ、お身体にお気を付けください。
お手紙で、「霜降の頃」と書けるのは、2019年は10月24日から11月7日までです。
霜降の意味と由来は?旬の食べ物は何でイベントは?2019年はいつ?のまとめ
霜降は、二十四節季の18番目の秋の節季で、冷えてきて霜が降りる頃を意味します。
旬の代表的な食べ物は、柿や栗です。
この時期のイベントは、紅葉狩りです。
山間部から楽しみ、街中へ降りてくるといいですよ。
2019年の霜降の日は10月24日、霜降の時期は11月7日までです。
この時期、お手紙に「霜降の頃」と書くことができます。
おしまい
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