こんにちは、桃花です。
日本三大火祭の一つ「鞍馬の火祭」、京都三大奇祭の一つでもあり、京都三大火祭の一つでもあります。
行ったことがない方は、「火祭って何をするの?」と思われるでしょうね。
今日は、実際の火祭の様子と、見どころと穴場についてまとめてみました。
鞍馬の火祭:松明を持っての練り歩き
会場:由岐神社
祭りは、朝から始まっています。
午後3時ころには着いて、集落の奥まで一回歩いてみるのがおススメです。
というのも、鞍馬の集落は、伝統的建築物群保存地区といって、伝統的な建物がよく保存され、今後も保存していく地域に指定されています。
ですから、昔からの伝統的な工法で建った家が並んでいます。
その街並みは、一見の価値ありです。
火祭りの日は、みなさん緊張されているので、お邪魔にならないように見学しましょうね。
鞍馬の火祭が盛り上がってくるのは、午後6時からです。
「神事にまいらっしゃれ」の合図とともに、各家に吊るされていた篝(かがり)に火が入り、松明に火が灯されます。
その松明を持って、「サイレイサイリョウ」という掛け声をかけながら、御旅所へ向かいます。
小さな、まだ小学校にも上がってない位の子どもも、小さな松明を持って歩いています。
可愛いですよ。
お母さんのお話では、「鞍馬の男に生まれたのだから、まだ小さくても松明を持たせる」ということでした。
すごいですよね、危ないからとかより、祭りが優先なんですね。
それだけ、鞍馬の町に火祭が根付いているというか、伝統なんでしょう。
子どもにしても、生まれた時から見て、「いつかあんたも参加するんやで」と聞かされているので、参加できてうれしいでしょうね。
あ、女の子も参加してましたよ。
鞍馬の火祭:由岐神社からの神輿の移動とチョッペンの儀
午後8時ごろ、由岐神社の山門前に松明が集まられます。
火の粉が飛んで、人の熱気とで暑いです。
山門前は、炎で明るく照らされます。
そこへ、由岐神社から、神輿が2基降ろされてきます。
綱は、女性が引いており、安産のご利益があるとされています。
私は、ちょっとだけ引いたことがあります。
でも、足元は暗いし、階段は急だし、神輿は意外と早く降りて行くので、注意してください。
ここで、鞍馬の男性の元服の儀式、「チョッペンの儀」が行われます。
神輿の担ぎ棒に逆さに乗って、大の字になります。
神輿は、山門まで下りてくると、町内の各地域を練り歩きます。
山門前付近は混雑が激しく、一方通行で立ち止まり禁止になります。
神輿は、ちらっと見えるだけになるかもしれません。
そこで、早くに行って、由岐神社の参道の上の方に陣取るといいですよ。
山門前の松明の一番火の勢いが強い時は見れませんが、帰りに炎を見ることはできます。
神輿降ろしは、ハイライトなので、確実に見ておきたいところです。
鞍馬の火祭:神幸祭と還幸祭
町内を練り歩いた神輿は、0時ごろに御旅所に置かれます。
そこで、神幸祭が執り行われ、神楽が奉納されます。
私は、外から見学する機会がありました。
特大の松明が掲げられ、暗い山里が、そこだけ明るく照らされていました。
ある種、異様な雰囲気でした。
火の持つパワーを感じるというか、闇と光の対比がすごくて、神輿のきらびやかさが相まって、神聖極まりない感じでした。
町民でもないのに居ていいのかなと、申し訳なく思いました。
午前2時頃、神輿は由岐神社に戻され、還幸祭が執り行われて、祭りは終わります。
鞍馬の火祭の見どころと穴場を紹介します!実際の映像あり、初めての人必見です!まとめ
見どころは、
・鞍馬の街並み
・午後6時からの松明の練り歩き
・午後8時の神輿降ろしと、神輿の練り歩き
です。
10月後半の夜の鞍馬は冷えるので、防寒着とストールなどを持って行ってください。
火の粉が降ってくるので、汚れます。
汚れたり、火の粉で穴が開いてもいいような服装をしていきましょう。
おしまい
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