こんにちは、桃花です。
少し前から、大人の塗り絵が流行っていますね。
一時期のブームは去った感じはありますが、まだまだはまる人が続出する気がします。
私も、塗り絵歴3年です。
そこで、今日は、大人の塗り絵の色鉛筆についてまとめてみました。
大人の塗り絵の色鉛筆に必要な色数は?
色鉛筆の色数は、常時手に入るメーカーの品で150色あります。
私は、120色のセットを持っていますが、実際には使いこなせていません。
自作の色見本を見るのですが、あまりにも似た色が多くて、結局は使う色が限られてしまいます。
私の中では、使いこなせる色数は、今のところは60色色入りまでです。
いつか120色を使いこなしてやると思ってはいますが、はたしてどうなることやら。
最高は150色として、では、大人の塗り絵をするのに最低何色あればよいのでしょうか?
私は、36色だと思います。
大人の塗り絵に、白、金、銀、黒、グレーはあまり使いません。
もし24色のものを選ぶと、実質19色しか塗り絵には使えないことになってしまいます。
また、24色セットには渋い色や淡い色があまり入っていません。
メーカーにもよりますが、低予算であればあれほど、渋い色や淡い色が少なくなります。
そこで、最低36色あるといいなと思います。
私は、最初、塗り絵用にヴァンゴッホの60色入りを買いました。
アマゾンで定価の半額だったのと、前々からヴァンゴッホの色鉛筆のことは知っていたので、これにしました。
バラで買っても、1本定価216円(税込)なので、絵を描くように買ってあったファーバーカステルより安くすみます。
ファーバーカステルは、1本定価324円します。
何より、定価の半額で買えたので、即決しました。
が、実は少々後悔もしています。
ヴァンゴッホの色味は、素直じゃないんですね。
そもそも、60色もあるのに、ピンクがないんです!
最初、入れ忘れかと思いました。
なので、大人の塗り絵用には、もっと素直な色味が揃った色鉛筆の方がいいなと思います。
独特な色味なので、ヴァンゴッホで塗るだけでおしゃれな感じにはなります。
予算的にも、まず36色を買ってスタートして、様子を見てからもっと色数の多いセットを買っても遅くないと思います。
その場合も、36色セットには無駄にはなりませんよ。
というのは、私は、ヴァンゴッホの36色セットも持ってるんですね。
使い分けは、配色を考えるのが面倒な時は36色セットを、熟考したい時や複雑な模様の時には60色としています。
見開きの大きなページは塾考して塗りたいので、60色を使います。
逆に、単純なパターンの時は36色にして、重ね塗りを楽しんだりします。
色鉛筆の醍醐味は、重ね塗りにあると思っています。
高い色鉛筆は、5色くらい重ねられます。
その深みのある色は、塗り絵とはいえ芸術です。
と、インスタグラムを見ると実感しますね。
大人の塗り絵の色鉛筆のおすすめ予算3,000円以下
では、予算別におすすめ色鉛筆をご紹介します。
まず予算が3,000円以下の場合です。
これは、36色セットを買うなら、三菱のuni880級か、トンボの黄色缶になります。
どちらも、大人の塗り絵用には、あまりおすすめされていません。
でも、長続きするかどうかわからない趣味に、いきなり高額の予算は無理という方も多いと思います。
今、実際に、三菱880級とトンボの黄色缶だけを使ってひみつの花園を塗るチャレンジをしています。
色は深みはないし、定着も決してよくはありません。
インスタグラムを見ると、だいたい、どのメーカーの色鉛筆を使ってはるかわかります。
三菱やトンボの方は少ないし、できあがった作品は色が単調で薄いです。
が、1本60円で補充できるので、減りを気にせずにガンガン削って、ガンガン塗っています。
私がよくブログを拝見している方は、「減るのはもったいなくない。その分、自分が楽しんだんだから」と言ってはります。
が、私はまだその境地には至らないので、安い色鉛筆でないと遠慮なくは削って、先をとがらせて使うことができません。
出来あがりに多少の不満はあるものの、重ね塗りも3色までならできますし、今は大人の塗り絵を三菱880級とトンボ黄色缶でどこまで楽しめるのか実験中です。
三菱880級かトンボの黄色缶でしたら、塗り絵本を買っても3,000円台で揃います。
三菱880級の方が華やかな色味で、トンボの黄色缶の方がシックです。
アマゾンで、72色が3,000円以内で売られいる中国製品をよく見かけます。
私も購入したことがありますが、塗りづらかったです。
何より、補充ができないのが難点です。
大人の塗り絵では、いわゆるきれいな色から減っていきます。
茶系はなかなか減りません。
色による減りのばらつきが激しいので、補充できるかどうかは大事なポイントです。
工夫をするとしたら、三菱880級のももいろをuniのピンクに変えることです。
ももいろは蛍光色なので、塗り絵をするとそこだけ浮きます。
そこで、uniのピンクに変えると、塗り絵全体のバランスが取りやすいと思います。
私も、実際に変えています。
大人の塗り絵の色鉛筆のおすすめ予算5,000円以下
次は、予算5,000円以内のおすすめです。
この価格帯が、正直一番難しかったです。
おすす順に、ご紹介します。
で、ですね。この価格帯だと36色セットを探しのが難しくて、24色セットのものも入っています。
後で追加で色を揃えることができるのと、24色でもこのメーカーなら大人の塗り絵に適しているなと思うものを選びました。
ホルベイン24色を世界堂で20%オフで買う。
ホルベインは、素直なきれいな色が多いです。
24色でも、可愛い色が揃っているので、楽しめると思います。
重ね塗りもしやすいです。
細かいところが塗りづらいという話も聞きますが、私は細かい塗り絵もできると思います。
芯は、柔らかめです。
ステッドラー カラトアクェレル水彩色鉛筆 24色セットを世界堂で20%オフで買う。
カラとアクェルも、きれいな色が揃っています。
そして、塗り絵に存在感がでます。
塗り心地が軽めで、芯は固くもなく柔らかくもなく丁度良い感じです。
水彩色鉛筆なので、塗った部分を濡らして水彩画風にもできます。
ただし、紙が波打つので、裏の塗り絵は難しくなるかもしれません。
あとは、水彩色鉛筆には欠点があります。
それは、汗でこすれて色が混じってしまうことです。
私は、それで失敗したことがあります。
特に夏場、汗をかいた手で塗っていると、色が溶け出して収拾がつかなくなることもあります。
私は、カラトアクェルを使う時のは冬場に限っています。
サンフォード カリスマカラー色鉛筆 24色セットを世界堂で20%オフで買う。
カリスマカラーは、昔、プリズマカラーという商品でした。
今でも、メルカリなどで買うことができます。
その場合は、36色セットが買えるかもしれません。
私は使ったことがないのですが、インスタグラムを見ると、大人の塗り絵の存在感が一番あるのがカリスマカラー(プリズマカラー)だと思います。
芯は、とても柔らかくて、上手く重ね塗りしないと下の色が動いてしまうこともあるようです。
グラデーションも、上手くしないと付けづらいという話も聞きます。
色を濃く塗りこむには最適です。
インスタグラムで見る素敵な塗り絵には、カリスマカラー(プリズマカラー)が多いです。
三菱uni36色セット
36色欲しい場合は、これしか選択肢がありません。
三菱uniもいい色鉛筆なんですが、値段の割には重ね塗りがしづらいです。
大人の塗り絵の楽しみの一つは、重ね塗りにあると思っています。
重ね塗りで、どこまで自分だけの色を作れるか。
ここが、大人の塗り絵のポイントだと思います。
ただ色をのせるだけでも楽しいけれど、次には重ね塗りやグラデーションがしたくなります。
インスタグラムを見ると、強く感じるようになります。
なので、36色ありますが、三菱uniは4位にしました。
ヴァンゴッホを、アマゾンで定価の半額以下の時に買う。
ずっと言ってますが、ヴァンゴッホの色味は独特です。
好き嫌いが分かれると思います。
店頭で試す機会があり、気に入ったなと思わはったら、ヴァンゴッホの色鉛筆を半額以下の時を狙って買うのもアリだと思います。
大人の塗り絵の色鉛筆のおすすめ予算10,000円以下
予算が10,000円になると、画材メーカーの上等な色鉛筆の36色セットが買えます。
この価格帯のものだと、絵を描くこともできる品質になりますね。
では、おすすめ順にご紹介いたします。
ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆 36色セット
世界堂で20%オフで買うか、アマゾンの安売りを狙うかします。
ファーバーカステルは、本当におすすめです。
1本324円するので、削るのに躊躇してしまいますが、この値段分の価値は確実にあります。
色味はシックで、36色セットだとバランスよく大人の塗り絵に適した色が入っています。
ファーバーカステルは、24色だと紫がないんですよ。
なぜ、24色セットに紫がないの?と不思議です。
ヴァンゴッホにピンクがないこととか、海外製品には独自のこだわりがあるんでしょうか。
塗り心地はなめらかで、芯は固くもなく柔らかくもなく、私はちょうどよく感じます。
重ね塗りは、5色までは楽々で、もっと重ねられそうです。
重ね塗りをしてできる色味がとても素敵で、創造力をかきたてますよ。
とがらせても、先が折れてしまうということはないです。
ホルベイン36色
色味は、可愛いです。
36色セットは、バランスよく大人の塗り絵に適した色が入っています。
ホルベインの色鉛筆は、36色までは缶入りなんですが、50色からは紙箱入りなんですよね。
紙箱なんで、買うのをためらっています。
50色になると、パステルカラーが加わります。
ホルベインは、全体的に色味がかわいくて、パステルカラーも充実しています。
ファーバーカステルのシックな感じとは対照的ですね。
サンフォード カリスマカラー色鉛筆 48色セットを世界堂で20%オフで買う。
カリスマカラーは持っていないんですが、48色あれば大人の塗り絵がかなり楽しめると思います。
まとめ
三菱880級とトンボ黄色缶なら、アマゾンで2,000円以内で買うことができます。
最初は気負わずにやりたい方には、この2つがおすすめです。
最初から予算を取ってやってみるという方には、やはりファーバーカステルをおすすめしたいです。
塗り絵って、楽しいんですよね。
で、画材って、持ってるだけでもテンションが上がります。
できれば、店頭で試し書きするとよいですよ。
おしまい
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