がん検診にひっかかると、滅茶苦茶落ち込みます。
私は、先日、大腸がん検診にひっかり、内視鏡検査を受けました。
大腸ガン検診時の様子や、用意しておいてよかったものについてまとめてみました。
大腸ガンの内視鏡検査で飲む下剤について
大腸がんの内視鏡検査では、3日前から食事制限されます。
具体的には、ごぼうなどの繊維質の多いもの、海藻類、貝類、豆類、コーン、ゴマなどが禁止でした。
で、前日は、牛乳、油脂、バターなどが入ったキャラメルなども禁止になりました。
そして、インテスクリアという検査食を渡され、それを食べます。
基本的には、おかゆと具無しの味噌汁です。
めっちゃお腹すきました。
で、白かゆは食べてもいいということだったので、1回食べました。
本題の下剤です。
私は何度か入院経験があって、入院すると必ず便秘になりました。
そこで、下剤を出してもらって飲んできました。
液体のことが多くて、5から20滴の範囲内で飲むと、次の日に下痢っぽい便が出ます。
私の場合は、いい便は出ません。
今回の大腸ガンの内視鏡検査では、その液体の下剤を1本飲むように指示されました。
聞いた時、「え、本当に1本飲むんですか?」と聞き返しました。
その下剤がよく効くことは知っていたし、私の場合は下痢っぽくなるのも知っていたからです。
でも、1本飲むように言われたんです。
仕方ないので、恐る恐る飲みました。
結局、私の場合は夜には便は出ませんでした。
でも、他に大腸がんの内視鏡検査を受けた人から聞くと、夜中にトイレに1から3回起きたそうです。
やっぱり、ちょっと下痢っぽい便だったそうです。
大腸ガンの内視鏡検査での夜中と当日のトイレについて紙パンツは必要か?
先に書いたように、私は結局は夜中に便は出ませんでした。
でも、下痢便をもらすんじゃないかと不安でした。
ただ、53歳で紙パンツをはくのもなーと思って、270ccの尿もれパッドを当ててました。
寝る時に、「やっぱり不安、紙パンツにすればよかった」と思いました。
当日の持ち物に、不安な人は紙パンツも持って行くようにと書いてあります。
これも看護師さんに確認しましたところ、「高齢の方は必要ですが、あなたはまだ若いから不要ですよ」とのこと。
だから、紙パンツは大げさかなと思ったんですよね。
夜中に便が出た人の話によると、水っぽい便が結構いきなり出るらしいので、心配なら紙パンツをはいた方がいいと思いました。
そして、当日です。
尿もれパッドは、大活躍でした(笑)
最初から、水便で、いきなりきます。
だんだんと、ほぼ水になっていきます。
だから、トイレまで我慢できませんでした。
便が出そう
→かばんと札(内視鏡検査中なので流さないでねという札)を持って、トイレに走るんですが、大概は間に合いませんでした。
私だけなのかなと思ったら、検査を受けたことがある人も、やっぱり同じだったそうです。
紙パンツははき替えが大変そうなので、頻繁に変えられるパッドで正解でした。
男性は抵抗あるかもしれませんが、私の場合は、本当に持っていってよかったです。
大腸ガンの内視鏡検査の実際
大腸がん検査の準備は、3日前からの食事制限に始まります。
当日は、私の場合は、腸の洗浄液(下剤)を2リットル飲みました。
一回に200ccずつ、15分おきに飲みました。
1リットル飲んだあたりから便が出始めると聞いていて、その通りになりました。
いきなり、便意が襲ってきて、トイレにダッシュ。
が、間に合わず、パットにおもらし。
その後は洗浄液を飲む度に、トイレに行ってました。
洗浄液は、病院によっては1リットルでいいところもあるようです。
味は、スポーツドリンク系でした。
最初は、「お、意外と美味しいかも」と思って飲んでましたが、さすがに2リットル飲むと飽きました。
私が検査を受けた病院では、5回目の便から看護師さんのチェックが入りました。
出た便が、透明な液体になったら大腸がんの内視鏡検査を始めることができます。
私は、前夜に便が出てなかったので、結局12回もトイレに行きました。
それは多い方らしくて、数回ですむ人もいるそうです。
最後、洗浄液が無くなって、もうトイレも出ないかな。
となった時、なんとか頑張って最後出して、それがギリギリ合格でした。
もしダメだったら、追加で何かしないといけなかったみたいです。
今回、たまたま、検査を受けたのが私一人だったので、トイレを独占できました。
が、多い日は10人くらい受けると聞きました。
トイレ待ちが大変そうです。
で、もしポリープができていたら取りますか?
と聞かれていたので、説明を受けた日に、取りますと答えておきました。
私が検査を受けた病院の場合は、ポリープを取ったら一泊入院が必要でした。
でも、知り合いはポリープを取っても日帰りで帰っています。
病院によって、対応が違うみたいです。
検査は、お尻に穴が開いている使い捨てパンツをはいて行われます。
上は、検査着になりました。
お尻を見せるのは恥ずかしいけれど、そのパンツのおかげで恥ずかしさは軽減されました。
実際に内視鏡が大腸に入ってくると、ところどころで突っ張る感じがします。
でも、生理痛に比べれば大したことはなかったです。
苦しいけれど、我慢できないほどではないと感じました。
モニターで実際に自分の大腸内を見ることができて、それを見ながら傷みから気持ちをそらしていました。
内視鏡は、いったん大腸の奥まで入れて、そこから出しながら検査をしていきました。
その時に、空気を入れるらしくて、おならが出ます。
おならは出してくださいねと言われましたので、遠慮なく出しました。
検査自体は、30から40分くらいだったと思います。
結果、ポリープもなく、いたって正常だったのでほっとしました。
検査結果を聞くまでは、気が気ではありませんでした。
大腸ガン内視鏡検査の実体験!下剤とトイレと実際の検査について紙パンツは必要か?まとめ
大腸がんの内視鏡検査自体は、若干傷みはあるものの、そこまで苦しくはありませんでした。
前日からの準備と、便を出すまでが大変でした。
私の場合は、今回は紙パンツは用意せず、大きめの尿漏れパッドを持って行き、大活躍しました。
でも、前日の夜に、紙パンツが欲しかったです。
紙パンツだと、慣れていないので、履いたり脱いだりが難しそうです。
紙パンツとパッドの重ね履きがよかったかなと、思いました。
おしまい
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