こんにちは、桃花です。
梅雨のさなか、窓を開けているのですが、やはり蒸し暑いです。
電気代が一定なら、気にせずに冷房を付けるのになー。
やはり、冷房を使うとなると電気代が気になります。
そこで、電気代がいくらかかるのか、どうしたら節約できるのか、除湿との電気代の差はあるのか、つけっぱなしとの差は?
などについて、調べてみました。
冷房の電気代はいくらで節約するためには?
エアコンの冷房の電気代は、エアコンの機種による消費電力や、部屋の環境によって変わるので、一概にいくらとは言いづらいいです。
が、目安としては、このようになります。
エアコンを買うとき、エアコンには「期間消費電力量」という表示がついています。
これは、社団法人日本冷凍空調工業会規格に基づいて、エアコンの機種に見合った広さでの、エアコンの総電力量を計算したものです。
冷房時の条件は、
場所:東京
設定温度:27度
期間:5/23~10/4まで
使用時間:6時~24時まで18時間
部屋:南向きの木造の洋室
176kWh(27℃)で使った時の冷房使用期間の電気代が4,752円です。
28℃に設定すると10%少ない153.12kwhになるので、電気代は4134.24円。一年で約618円電気代が節約できます。
というデータを見つけました。
あれ、意外と安いのかな?
でもって、設定温度が1度違って、電気代が618円安いくらいなら、27度で涼しく過ごす方がいい気がします。
えー、でも、4か月で電気代5,000円はちょっと信じがたいです。
そこで、電気代を詳しく計算したデータを探してみました。
1時間あたりの電気代は、エアコンの消費電力を元に計算します。
<1時間あたりの電気代の計算式>
電気代(円)=消費電力(キロワット)×電気代単価(1時間 平均27円※1)※1.電気代の単価は、27円/kWh(主要電力会社10社平均単価)で計算します。
この単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が、平成26年4月28日に発表した規定です。
https://www.eftc.or.jp/qa/qa_pdf.pdf
引用:パナソニック公式HP
これにより、主に6畳用のエアコンについて計算されています。
CS-X229Cの場合
冷房の消費電力は、最小110W~最大780Wのため1時間あたりの電気代(円) 最小=(110W÷1000)KW×27円=2.97円
1時間あたりの電気代(円) 最大=(780W÷1000)KW×27円=21.06円と計算し、1時間あたりの電気代は最小2.9円~最大21.0円 となります。
引用:パナソニック公式HP
仮に20円だったとします。
すると、1日18時間つけると360円です。
1か月あたり、360円×30日=10,800円
最大の電気代で、この値段です。
仮に3円だったとします。
すると、、1日18時間つけると54円です。
1か月あたり、1,620円です。
消費電力は、外気温や、建物の素材、窓の遮熱(遮熱カーテンがある、グリーンカーテンがある、窓に直射日光が当たっているなど)、色々な条件で変わってきます。
が、ここは話を単純にするために、こうした条件を無視したものになっています。
最初のデータの電気代は、この最低の電気代金で計算されていたのではないかと思います。
ただ、それにしても安く見積もりすぎな気がしますね。
実際には、外気温や設定温度、どの他の環境で電気代は大きく変わってきます。
エアコンが8畳用、10畳用と大きくなるほど消費電力も増えるので、もっと高くなります。
また、私のようなワンルーム一人暮らしだとエアコンは1台だけど、一般家庭では複数台あると思います。
そう考えると、夏の電気代って高くつきますね。
電気代が大体わかったところで、節電の話に入ります。
これは、一にも二にも設定温度を上げないことです。
1度違えば、約10%の節電になります。
私のようにエアコンが1台ならまだしも、複数台あるお宅では大きな差になります。
昨日書いたように、快適な設定温度は26度~28度です。
できるだけ28度に設定して、サーキュレーターや扇風機を使うことで冷房効果を高めましょうね。
また、エアコンは、スイッチを入れた直後に消費電力が多く、運転が安定すると消費電力が少なくなります。
頻繁につけたり消したりするよりは、必要な時間、連続運転する方が効率がいいようです。
冷房の電気代で冷房と除湿はどちらが高いか?
まず、除湿には2つのタイプがあります。
それによって、電気代が全然違ってきます。
1.弱冷房
弱冷房(じゃくれいぼう)除湿」は、水分をあつめる ために温度を下げた空気を、そのまま部屋に戻すものです。
2.再熱(さいねつ)除湿
「再熱(さいねつ)除湿」は、温度を下げた空気を、ちょうどいい温度にあたためなおしてから部屋にもどすことです。
参照:ダイキン公式HP
これって、同じ「除湿」でも、全く異なります。
弱冷房除湿は、冷房に近く、再燃除湿は除湿器に近いと言えると思います。
しかも、再燃除湿は、再度空気を温めなおすので、電気代がかかります!
空気がぬるくなった上に電気代がかかるなんて、あまり使いたくないです。
温度低下は、冷房>弱冷房除湿>再燃除湿の順です。
除湿量は、冷房>再燃除湿>弱冷房除湿の順です。
湿度低下、除湿量ともに、冷房が一番大きな効果を発揮します。
電気代は、再燃除湿>冷房>弱冷房除湿の順です。
あえて、除湿にこだわる必要を私は感じませんでした。
梅雨時の、湿度が高くて気温が低めの肌寒い日に再燃除湿を使うといいそうです。
が、最近の梅雨って、そんなに肌寒くない、むしろジメジメして暑いです。
再燃除湿を使う必要はないのでは、と思います。
冷房をつけっぱなしにした場合の電気代は?
エアコンは付けた時、立ち上げ時に一番電力を使います。
このため、何度も付けたり消したりを繰り返すよりは、一定時間つけっぱなしにした方が省エネになる可能性が高いです。
ただし、これもエアコンによって違うので、メーカーに確認してくださいね。
調べていて、24時間エアコンをつけっぱなしという方がいました。
いるんですねー、そんな人が。
冷房の電気代についてのまとめ
エアコンの電気代は、6畳用を1日18時間つけたとして、最大1万円程度です。
また、何度も付けたり消したりするよりは、一定時間つけたままの方が省エネになる可能性は高いです。
設定温度をなるべく28度くらいにして、サーキュレーターや扇風機を使うといいですね。
エアコンを使って、電気代が毎月何万円もかかったらどうしよう?
と思っていたので、少し安心しました。
エアコンが沢山あるお宅は、大変だなと思います。
つける時間を短くしたり、同じ部屋に集まって過ごしたりといった工夫も必要かもしれないなと思いました。
おしまい
コメント