こんにちは、桃花です。
私にはある障害があって、買い物等が非常に難しい状況です。
それでも、夫と一緒だった頃には、一緒に買い物へ行くなどしてました。
が、今は一人暮らし。
ネットスーパー頼みでしたが、配送料も気になるところ。
また、主治医から、一人だと心配だからホームヘルパー利用を検討してはどうかと言われました。
そこで、実際に利用してみることにしました。
今回は、ホームヘルパー利用についてまとめてみました。
障害者のホームヘルパー利用方法は?
私のアパートは、スーパーまで徒歩30分ほどかかります。
自転車に乗れないので、歩くしかありません。
部屋を決めた時には、なんとかなると思ったのですが、ストレスで病気の状態がひどくなり、買い物へ行くことができなくなりました。
ネットスーパーを頼みにしていましたが、この暑さでは、買いだめもできません。
さらに、主治医から、一人でずっと家にいるのを放っておくのは心配だから。
と、ホームヘルパーの利用をすすめられました。
費用とか、人が家に来ることとか不安でしたが、背に腹は変えられません。
そこで、お願いすることにしました。
自治体での申請
ホームヘルパーを利用するためには、まず、住んでいる自治体の障害福祉系の係へ行きます。
そこで、申請をします。
障害があることが前提なので、障害者手帳を持ってない方は、一緒に申請しましょう。
障害者手帳の申請には、医師の診断書が必要です。
すでに障害者年金をもらっている方は、毎年6月くらいに送られてくる「国民年金・厚生年金保険年金額改定通知書」を見せるのでもOKです。
申請用紙等は、自治体によって違います。
今まで、ホームヘルパーを利用したことはないのですが、他の申請で色々な自治体の障害福祉系の窓口へ行ってきました。
これまで、どこの自治体でもとても親切でした。
だから、安心してください。
主にどんなことをして欲しいのか、週に何回、何時間ずつ来て欲しいのかを聞かれました。
私は、買い物とお掃除をお願いしたいと思っていましたが、正直、何時間とかよくわかりませんでした。
でも、担当の方が、大体これくらいの時間かかりますね。
と教えてくれたので、その通りに記入しました。
だから、自分がして欲しいことさえ決めていけば、あとは相談しながら申請できます。
また、私の場合は、最初の申請時にはまだ結婚していたので、手続きに手間取って、二度役所に行く必要があったんです。
でも、聴覚過敏がひどくて、二度来るのはしんどい。
とお話したら、書類を持って、家に来てくださいました。
役所なのに、柔軟です。
で、申請後に、自宅での聞き取り調査がありました。
これは、質問に答えていくだけなので、難しくありません。
格好つけて、「色々と自分でできます」とは言わずに、できないことは素直にできないと言いましょう。
でないと、ちゃんと判定してもらえなくて損するんで。
私が住んでいる自治体では、申請してから、月に1回の会議にかけられ、そこで利用区分が決まると言われました。
利用区分というのは、月に何時間まで使えるというものです。
私の場合は、月に30時間という区分になりました。
多いのか少ないのか、よくわかりません。
一応の希望は、1回2時間来てもらうのを週に2回で出したので、それを大幅に超える時間の利用が可能になりました。
利用開始してから、通院の付き添いなんかもお願いすることになったので、月に30時間利用できるのは非常にありがたいです。
ホームヘルパー事業所との契約
利用区分が決定したので、実際にホームヘルパー事業所と契約をしました。
後で書きますが、本来は、自分でホームヘルパー事業所を探す必要があります。
私の場合は無理だったので、どうしたのかは後の章で詳しく書きます。
無事に事業所が見つかったら、今度は、その事業所と私が、個人的に契約をします。
その際に、自治体から送られてきた「利用受給者証」を提出しました。
契約には、自宅に来てもらえました。
なんか、他の部屋の音がよく聞こえるアパートなので、ちょっと嫌でしたが、出かけることも難しいので仕方ありません。
せめて、窓を閉めて冷房つけてました。
一人、声の大きい人がいて、「頼むから、小さな声で話してくれよー」と思ってました。
そういう時は、正直に、「小さい声でお願いします」と言えばよかったんですよね。
緊張していたのと、遠慮してしまって失敗でした。
契約には、印鑑(認印)が必要です。
障害者のホームヘルパー利用料金は?
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市民村民税非課税世帯 | 0円 |
一般1 | 市民村民税非課税世帯課税世帯(均等割16万円未満) | 9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
引用:厚生労働省HP
これを見ていただくと、平均的な世帯では、そんなに高額にはならないです。
私の場合は、今年度は非課税なので、利用料は0円です。
ヘルパー事業所の方のお話では、利用される方の殆どが利用料0円だそうです。
そりゃそうだ、障害があって、ヘルパーさんが必要な位に動けないんだから、バリバリ仕事するのは難しいものね。
障害者のホームヘルパーを自分で探せない場合は?
先ほども書いたように、ホームヘルパー事業所は自分で探さないといけないです。
もちろん、情報は自治体でもらえます。
でも、自分で事業所に電話して、交渉して。
という、非常に根気と労力と気力が必要なのです。
私の場合は、今はストレス性の聴覚過敏がひどくて、電話ができません。
それを、自治体の方にお話すると、「計画相談」という制度を教えてもらえました。
計画相談という事業もあって、それにお願いすると、自分の条件にあったヘルパー事業所を探してもらえます。
また、ホームヘルパー事業所との契約時にも立ち会ってもらえました。
私が紹介してもらってホームヘルパー事業所さんは人手不足で、私の希望した時間枠入ってもらうのが難しいです。
さらに、計画相談の方から、病院や市役所等への付き添いもお手伝いした方がいいのではないかという提案をいただきました。
実際、一人での外出が難しくて、電車に乗る時には耳栓をしています。
本当に聴覚過敏がひどくて、できれば道路でも耳栓をしたい位です。
でも、それをすると車が後方から来た時にわからなくて危ないので、道路では耳栓をせず我慢しています。
そして、帰宅後にしんどくて吐いてしまいます。
計画相談の方が間に入ってくださるので、ホームヘルパー事業所さんに言いづらいことも話せるので、お願いしてよかったと思います。
ただし、計画相談は混み合っていて、自治体の方が探してくれるのに時間もかかりましたし、なかなか見つかりませんでした。
それでも、障害があって、人と接するのが難しいという方は、計画相談という手があるので、利用されることをおススメします。
障害者のホームヘルパー利用方法と料金は?自分で探せない場合は?まとめ
障害者のホームヘルパー利用は、まず、自治体の障害福祉系の係へ申請に行く必要があります。
窓口へ行くのも難しく、頼る人もいない場合は、電話で相談してみる手があります。
利用料金は、非課税世帯でしたら、0円です。
自分でホームヘルパー事業所を探すのが原則ですが、探せないば場合は「計画相談」の方にお願いすることができます。
自治体の人も、計画相談の人も、ホームヘルパー事業所の人も、ホームヘルパーさんも、みんな優しいです。
役所は、怖くない!
自分の生活をよりよくするためにも、ホームヘルパーの利用を検討されてはいかがでしょうか?
おしまい
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